菅政権で内紛 ・・・!?
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■菅政権で内紛
総務相めぐる“嫌がらせ人事”に麻生氏激怒
公開日:2020/09/29
案の定“内紛”勃発である。
もともと不仲だった、菅首相と麻生財務相
との暗闘が激化している。
この先、2人の対立が政権のアキレス腱に
なるのは間違いない。
総理vs副総理のケンカがどうなるか、
さすがに党内も懸念しているという。
◇ ◇ ◇
麻生氏の“スガ嫌い”は、政界では有名な話だ。
しかし、それでも菅政権が誕生した翌日の
9月17日、麻生氏が自派閥の会合で行った
挨拶には出席者も驚いたという。
「昨日をもって、『カン内閣』が発足しま
して……」と、わざと“スガ”を“カン”と間違え
てみせたのだ。
しかも、「カン内閣」「カン政権」と、
わざわざ2回も連呼。
8年間、同じ安倍内閣にいたのに、いまさら
名前を間違えるはずがない。
意図的だったのは明らかだ。
さらに、菅政権が看板政策に掲げている
“地銀再編”についても、真っ向から反対して
みせた。16日夜の記者会見。
「私ども、金融政策を統制経済でやって
いるわけではない。地銀再編は一つの選択肢
ではあるが、それがすべてではない」と言い
放った。
金融担当相を兼ねる麻生財務相が“反対”した
ら、地銀再編は進まない。
「菅首相には全面協力しない」と宣言したの
も同然である。
■麻生氏を牽制するため
一方、菅首相も巧妙にケンカを仕掛けてい
るという。
そのひとつが、携帯電話の値下げを担当する
総務相という重要閣僚に武田良太氏を就けた
人事だ。
福岡県が選挙区の麻生氏と武田氏の2人は、
口も利かない“天敵”同士。
天敵を目玉閣僚に据えた人事に麻生氏は怒り
心頭だという。
福岡県の地元紙「西日本新聞」
(9月27日付)まで、こう報じている。
この先、2人の対立はどうなるのか。
「プライドだけは高く、叩き上げの菅さん
を軽く見ている麻生さんは、内心、菅首相の
下に就くことを屈辱に思っているはずです。
総裁選で担いだのも、勝ち馬に乗るためとい
う理由ですからね。だから、菅政権を来年秋
までの暫定政権で終わらせ、その後は、
麻生派の河野太郎を総理に就ける腹だと思う。
それだけに、菅さんにとって、抵抗勢力になる
可能性があります。逆に菅さんも、力をつけた
ら、自分を見下している麻生さんを切り捨てる
つもりでしょう。あの2人が心か ら手を組む
ことはないですよ」 (自民党関係者)
政権内部に火種を抱えた菅政権。
自壊する可能性もあるのではないか。
<組閣前の15日夜、麻生は武田の総務相
起用を聞き、怒りを口にしたという>
<閣僚懇談会で2人は「話すことも、目を
合わせることもない」(官邸筋)>
<「武田起用はけん制の意味もあるのでは」
(同)との観測もあり、麻生側のいらだちに
拍車をかける>
麻生氏を牽制するために、菅首相は武田氏を
総務相に抜擢した、という解説である。
実際、福岡県政ではここ数年、武田の影響力が
強まり、麻生氏の力は目に見えて低下している。
麻生サイドは、これ以上、武田氏が力をつける
ことを警戒しているという。
菅首相はそれを承知のうえで、嫌がらせで武田氏
を抜擢した形だ。
【転載終了】
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相変わらず、「コップの中の嵐」でしか
ないという事ですかね。
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