国が病院に減収補填しなければ医療崩壊・・・
田中龍作ジャーナル
【転載開始】
■コロナ第3波 国が病院に減収補填しな
ければ医療崩壊 2020年11月13日
コロナ感染の第3波到来が指摘されても、
Go Toは止まらず怒涛の勢いでウィルスを
拡散する。
国民の危機感を代弁するように
「SaveMed SaveLives=医療を守ろう
プロジェクト」が、きょう、厚労省を訪ね、
医療機関への財政支援を要請した。
同プロジェクトが具体的に要請したのは
コロナ禍に伴う減収の補填だ。
「国が全額補償を行って下さい」と求めて
いる。
コロナ患者のために空床を確保する。
一般診療の患者は激減する
・・・病院経営は苦しくなる一方だ。
毎月数億円の赤字を出している病院も
少なくない。
しわ寄せは医師、看護師など医療従事者
に行く。
赤字 →リストラ → 一人当たりの業務量
は増える → にもかかわらず給料は減る
→ 離職者が出て来る→ 医療は崩壊する
通院が必要な患者にとっては地獄のよう
な現実が訪れてもおかしくない状態が近づ
きつつある。
マスクやフェイスシールドを着用する
よう通達が出ているが、経営悪化のため
職員が自己負担で購入しなければならない
・・・そんな病院もある。
モラルの崩壊は医療従事者の精神を荒廃
させる。
「SaveMed SaveLives医療を守ろう
プロジェクト」は、こうした現状を縷々
説明しながら、減収補填を国に申し入れた。
しかし厚労省医政局医療経営支援課
・医療法人支援室の山本修一室長は
「(現在執行中の)3兆円規模の医療支援
が行き届いていないので、行き届いてみな
いことには分からない」と述べ、回答を
避けた。
コロナウィルスの感染者数が毎日のよう
に最多を更新する。
医療は崖っぷちに立たされているのに、
行政の危機感はあまりに薄い。
【転載終了】
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政府は感染爆発の危機感の認識と言いま
すが、その前に手を打たないと感染が爆発
してからでは手遅れです。
いま、病院の受け入れ態勢は、65歳以上
か既往症のある方、それ以外は自宅療養と
なっています。
若い方が重症化しても病院に受け入れられ
ない状況になっている可能性も考えられる
かも知れませんね。
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