新型コロナが脳まで侵入、意識障害や記憶の乱れ・・・

情報速報ドットコム


【転載開始】


■新型コロナが脳まで侵入、意識障害や記憶

 の乱れなどの調査報告

 悪化すると髄膜炎や脳炎も

 「神経系全体に影響を及ぼす場合も」

 2020年11月14日


 新型コロナウイルスが脳まで侵入し、

人体の機能に深刻な悪影響を及ぼす可能性

が指摘されています。


 これはドイツやイギリスの調査チームが

報告したもので、軽度な症状だと頭痛や

めまい、意識障害などが多く、重症化する

と脳の腫れや出血が発生する事もあるとの

ことです。

脳がダメージを受けることから記憶の乱れ

が報告されたケースも見られ、イギリスの

調査チームが報告した論文では

「脳機能障害や脳炎、脳卒中などの症状が

あった」とまとめられていました。


 元々、新型コロナウイルスは全身の血管

を経由して攻撃することが知られている

だけに、初期の頃から

「脳も血管を通して攻撃を受けている可能性

が高い」と言われていたところです。

朝日新聞が取り上げた記事にも国内で同じ

ような報告があったとして、

「3月、山梨県に住む20代の男性が新型コロナ

に感染した。意識を失ったままけいれんし、

嘔吐(おうと)したまま床に横たわっていた

ところを家族が発見。救急車で山梨大病院に

運ばれた」と書いてありました。


 新型コロナウイルスの感染状況によっては

全身の神経系に影響を及ぼす恐れもあり、

このような調査報告は新型コロナウイルスに

感染しないことが一番重要であることを示し

ていると言えるでしょう。


★意識失い嘔吐、記憶あいまい 新型コロナ、

 脳まで侵入か

https://www.asahi.com/articles/ASNCC

5R1PNBXULBJ01B.html?iref=sp_new_

news_list_n

3月、山梨県に住む20代の男性が新型コロナ

に感染した。意識を失ったままけいれんし、

嘔吐(おうと)したまま床に横たわってい

たところを家族が発見。救急車で山梨大

病院に運ばれた。

脳を覆う脳脊髄(せきずい)液をPCR検査

で調べると、新型コロナ陽性だった。頭蓋骨

(ずがいこつ)と脳の間の髄膜が炎症を起こ

す髄膜炎とみられ、脳のMRIでは記憶領域に

あたる海馬に炎症があった。


★The emerging spectrum of COVID-19

neurology: clinical, radiological and

laboratory findings

https://academic.oup.com/brain/article

/143/10/3104/5868408

翻訳:SARS-CoV-2感染症は、脳血管系を

含む神経軸索全体に影響を及ぼし、場合に

よっては免疫療法に反応する広範囲の神経

学的症候群に関連しています。特に出血性

変化を伴う急性散在性脳脊髄炎の発生率が

高いことは目を見張るものがあります。こ

の合併症は、呼吸器のCOVID-19病の重症

度とは関係ありませんでした。 COVID-19

関連の神経疾患の早期発見、調査、管理は

困難です。さらなる臨床的、神経放射線学

的、バイオマーカーおよび神経病理学的研

究は、治療を導く根本的な病理生物学的

メカニズムを決定するために不可欠です。

このパンデミックの長期的な神経学的およ

び神経心理学的結果を確認するには、

縦断的追跡調査が必要です。


【転載終了】

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 脳に影響を与えること以前から言われて

いましたが、結構宇重篤な場合もあるよう

ですね。


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