■2021年は「息切れ倒産」を警戒せよ!
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■2021年は「息切れ倒産」を警戒せよ
…1万5000件に上る恐れ
公開日:2020/11/20
コロナ不況の直撃で倒産激増は避けら
れそうにない。
過去最悪は日米貿易摩擦が過熱し、
円高に襲われた1984年の2万841件。
それ以降は2万件を超えたことがない。
でも今年は危ないのではないか……。
コロナの感染拡大で日本経済はメタメタだ。
4~6月の国内総生産(GDP)は年率換算
で28・1%減と戦後最悪を記録した。
倒産件数もウナギ上りになりかねない。
「実は、今年の倒産件数は減少傾向にあり
ます。9月末時点で6000件あまりなので、
年間で1万件に届くかどうかでしょう」
(東京商工リサーチの友田信男氏)
昨年の8383件は上回りそうだが、
意外にも倒産は抑えられている。
「ただし、来春以降は要注意です。政府の
次なる支援策がどうなるかにもよりますが、
金融支援などで何とか持ちこたえてきた中小
企業が立ち行かなくなる危険性が高まります。
息切れ倒産といえるかもしれません」
(友田氏)
金融機関のいくつかは、中小企業への貸し
出しを渋り始めているという。
「過剰債務に陥っている中小企業が増えて
います。事業再生のメドがつかない貸出先に
は廃業を促しています」
(地方金融機関の関係者)
無理して経営を続ければ倒産がチラつく。
来年の倒産件数は、
「今年の1・5倍になる恐れがある」(友田氏)
という。
リーマン・ショックのあった2008年並み
となる1万5000件超は覚悟したほうがよさ
そうだ。
【転載終了】
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余力のあるうちの廃業が増えそうですね。
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