すでに医療崩壊・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■すでに医療崩壊
…北海道は救急患者が15カ所たらい回しも
公開日:2020/11/26
「このままの状況が続けば、医療提供体制
に重大な影響が生じ、助けられる命が助けら
れなくなる」
新型コロナウイルス対策を厚労省に助言す
る専門家組織が24日、こう警告を発した。
新規感染者数の急増と病床の逼迫に、専門家
らが危機感を強めている。
通常なら助かる命が助からないなんて、
あってはならないこと。
まさに医療崩壊だが、実は、そうした事態が
既に全国で発生している。
首都圏のある都市で起きた悲劇だ。
「非コロナ」の患者が“後回し”にされたケース。
関係者が話す。
「知人の39歳の男性です。熱があり体調が
優れず、病院に行ってPCR検査をしたら陰性
でした。自宅待機を指示され療養していたので
すが、体調がさらに悪くなり、再び病院へ。
肺炎でした。その時はもう手の施しようがなく、
亡くなりました。コロナ禍で病院での治療が
遅れたのではないかということです。死亡後の
PCR検査でも陰性だったそうです」
■救急患者が15カ所たらい回し
北海道ではこんなことがあったという。
「うちの病院に救急で運ばれてきた患者さん
ですが、ここにたどり着くまでに15カ所もの
病院に断られたそうです。結果的に盲腸だった
のですが、熱があったためコロナの疑いがある
とされて、たらい回しになったようです」
(病院関係者)
コロナ第1波の際、救急患者のたらい回しや、
入院・手術のタイミングが遅れるなど通常の
診察や治療に支障が出た。
あのパニックが再び、である。
第1波から5カ月もの時間があったのだから、
政府がもっと医療体制の強化に本腰を入れてい
れば違ったはずだ。
医療ガバナンス研究所理事長の上昌広氏
がこう言う。
「先日も1型糖尿病の人が足が壊死してきて、
かかりつけの病院に行ったら、コロナで病床が
空いていないと言われたそうです。医療機関へ
の負荷は確実に増えています。医療崩壊を防ぐ
という点でも検査拡充が重要なのです。病院や
クリニックですぐに検査ができる体制ならば、
患者がコロナかそうでないかすぐに分かる。
コロナの疑いが消えないからと、救急車で病院
をたらい回しにされることもなくなります」
菅首相は「国民の命と暮らしを守る」と言う
なら、やるべきことをやってくれ。
【転載終了】
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医療崩壊は、安倍政権時から始まって
いたのです。
科学、感染研、保健所の予算削減、
病床削減など安倍政権は福祉切り捨て
を行ってきています。
日本は先進国から急激に転げ落ちて
来ています。
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