菅首相のGoTo“鉄板答弁”破綻・・・

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■菅首相のGoTo“鉄板答弁”破綻

 「4000万人中、感染者180人」

 公開日:2020/11/27


 大阪市と札幌市でついにGo To

 トラベルの一時停止が決まった。

ところが菅首相は

「利用者4000万人中、感染者は

約180人」と繰り返し、Go To

が感染拡大の原因だとは絶対に認め

ようとしない。

Go To トラベルは、官房長官

時代から主導してきた肝いり政策。

事業が始まってから1カ月が経った

8月21日には、

「やらなかったことを考えたら大変

なことになっていた」と自画自賛し

ていたほどだ。


 しかし、首相の主張はとっくに破綻

している。


 野党は25日の国会で、

「感染者全員に対しGo To トラ

ベルの利用の有無を確認したのか」と

追及。

担当の赤羽国交大臣は

「利用者全員に検温を実施しておりま

すし、その後、全てフォローしている」

などと的外れの答弁を繰り返すだけで、

最後まで“Go Toと感染拡大は無関

係”と納得させる答えはなかった。


 観光庁によれば、そもそも感染者

180人とは、旅行中や旅行後に感染が

分かったGo To トラベル利用客の

感染者数を示している。

ホテルで働く人やツアーガイド、利用客

がうつした感染者は含まれていない。

また、感染した本人や宿泊施設、旅行会社

による自主的な感染報告に頼っているため、

観光庁は正確な数字を集められていないの

が実態だ。


 さらに、4000万人という母数にも

問題がある。

4000万人とは、利用人数ではなく、

4000万「泊」分の宿泊数を指して

いる。

つまり、1人が連泊したり、何度も旅行

したりすると、実際の分母は4000万人

よりも少なくなる。


 さらに、西武学園医学技術専門学校

東京校校長の中原英臣氏(感染症学)

はこう指摘する。


 「そもそも、4000万人を検査した

わけではないのに、あのような表現をす

るのは誤りです。分母を示せない統計は

有効ではありません。首相は、Go To

 トラベルが感染拡大を招いていないと

裏付けられるエビデンスを出さねばなり

ません」


 菅首相は苦し紛れの答弁をいつまで続け

るつもりだろうか。


【転載終了】

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 菅首相がなぜ総理をやろうと思った

のか、未だに不思議ですね。


 官房長官時でもあやふやな答弁でし

たから。


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