3週間でコロナ収束は困難・・・

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■3週間でコロナ収束は困難

 …Xmas緊急事態宣言「3つの根拠」

 公開日:2020/11/27


 「緊急事態宣言が視野に入ってくる」―。

25日の西村経済再生相の発言が波紋を

広げている。

加藤官房長官は26日、

「西村大臣の発言はそういった状態になら

ないよう、対策を強化する必要があるとい

う趣旨で言われた」と語り、火消しに追わ

れた。


 西村氏は「今後の3週間が勝負」として

「皆さんの協力」を呼び掛けた。

3週間後も感染拡大なら、「協力不足」の

国民のせいにできる―。

有事に備えて予防線を張ったのだろうが、

3週間後の収束は極めて困難だ。

根拠はいくつもある。


■3連休の影響


 今月21日からの3連休は、「Go To」

の後押しもあり、各地では老若男女で

賑わった。

この先、連休の賑わいが感染者増に反映さ

れていく可能性が高い。

第1波では3月20日からの3連休後、

第2波では7月23日からの4連休後、

感染者数はピークに向かってジワジワ増え

ていった。


■気温の低下


 第1波、第2波は日を追うごとに気温

が上がっていったが、第3波は逆だ。

気象庁によると、東京の11月下旬の最低

気温は平年6度程度だが、12月は一気に

冷え込む。

中旬に3度台、下旬に2度台、年末には

1度台になる。

加えて、今年は南米ペルー沖で

「ラニーニャ現象」が継続中。

列島に大寒波が襲ってくる恐れもあるのだ。


 厳寒は、低温ほど長生きするウイルスに

は好都合。

また、冷え込むと換気がおろそかになり、

感染リスクは高くなる。


■時短営業は焼け石に水


 勝負の3週間の感染抑制策はどうか。

Go To トラベルの一時停止は大阪市と

札幌市(目的地)にとどまる。

時短営業要請も札幌市、大阪市のキタと

ミナミ、東京23区と多摩地域、名古屋市

の栄・錦地区のみだ。


 西武学園医学技術専門学校東京校校長

の中原英臣氏(感染症学)が言う。


 「第3波の感染場所は家庭内、職場、高齢

者施設、病院など多岐にわたっています。

今さら、一部地域の飲食店に時短要請して

も焼け石に水。Go Toの継続や気温など

感染拡大の要因が目立ち、3週間後に収束

に向かうとは到底思えません」


 グーグルの感染予測によると、

11月24日~12月21日の陽性者は

6万4167人で1日当たり約2300人。

歯止めがかからないとみている。

WHO(世界保健機関)はカナダで10月

の感謝祭後に感染者が急増したことを紹介

し、クリスマス休暇に警鐘を鳴らしている。


 緊急事態宣言下のクリスマスも現実味を

帯びる。最悪の年末年始になりそうだ。


【転載終了】

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 自粛どこ吹く風という雰囲気だと、

自身が密に近づかないということし

か手がないですね。


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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