安倍前首相は国会招致へ・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【
転載開始】
■安倍前首相は国会招致へ「桜疑惑」再燃で
自民内紛が表面化
公開日:2020/12/21
今週中にも“桜疑惑”で動きがありそうだ。
「桜を見る会」の前夜祭で費用を補填し
ていた問題をめぐり、安倍前首相が国会で
説明する可能性が高まった。
自民党の森山国対委員長は20日、
訪問先の熊本市で
「本人が前向きな発言をしている。しっかり
受け止める」と発言。
事実上、国会招致を認めた。
安倍前首相に近い下村政調会長も18日、
「丁寧に説明したいという前首相の意思の
前提で、閉会中審査が開かれる」
と容認していたが、わざわざ「安倍の意思で」
と強調するところに複雑な思いが透けて見える。
国会嫌いで、これまで「真摯な説明」なんて
一度もしたことがない安倍前首相が自分から
希望するはずはなく、何らかの説明をせざるを
得ない状況に追い込まれたと党内ではみられて
いる。
安倍前首相の出身派閥である細田派の所属議員
が憤りを隠さずに言う。
「検察の捜査も国会招致も、官邸の了承なし
にはあり得ない。支持率急落で焦った菅総理が、
批判の矛先をかわすために安倍さんを差し出し
たようにみえます。誰のおかげで総理になれた
のか。恩人の安倍さんを守ろうとしない総理な
ら、黙って菅政権を支えてはいられません」
すっかり元気を取り戻した安倍前首相が調子
に乗り、「再々登板説」まで出ていることが、
菅首相サイドにとって面白くないことは確かだ
ろう。
桜疑惑の再燃で、自民党内の内紛が一気に
表面化しそうなムードなのだ。
安倍前首相の国会招致は25日か28日で調整中
とみられる。
野党は虚偽の答弁をすると偽証罪に問われる
証人喚問を求めているが、与党側は議院運営
委員会の理事会で説明する案で進めている。
議運の理事会は通常、非公開だ。
しかも予算委のような一問一答形式ではなく、
安倍前首相が一方的に説明して終了となる。
「一国の首相が辞めて3カ月後に東京地検
の捜査対象になるのは異常な事態です。たと
え不起訴になったとしても、国会で虚偽答弁
を繰り返し、審議時間を空費した政治責任は
免れません。年が明ければ国民は忘れると
考えているかもしれませんが、そんな生易し
い話ではない。密室の議運で嘘の説明をして
終わりなんて国民の怒りの火に油を注ぐだけ
で、年明けの通常国会は冒頭から大荒れにな
るでしょう」
(政治ジャーナリスト・角谷浩一氏)
安倍前首相の説明を公開にすることについ
て、森山氏は
「(検察の判断が)何も示されていないので、
議論はまだ後の話」と含みを持たせた。
世論の反発を受け、安倍前首相の証人喚問に
まで発展する可能性はあるのか。
桜疑惑をめぐる与党内の駆け引きが激化しそ
うだ。
【転載終了】
****************************
もう、二度も総理大臣を経験したのです
から、政界引退してもいいのでは。
0コメント