47都道府県コロナ感染の深刻度!
日刊ゲンダイDIGITAL
転載開始】
■東京の人口に換算して判明
47都道府県コロナ感染の深刻度
公開日:2021/01/09
新型コロナウイルス第3波の勢いが止まら
ない。
首都圏の1都3県で緊急事態宣言期間が始ま
った8日の全国の感染者数は7800人を超え、
4日連続、過去最多を更新した。
首都圏や近畿圏にとどまらず、地方でも感染
拡大が続いている。
菅首相は小出しの追加発令で乗り切ろうとし
ているが、早晩、全国拡大に追い込まれるの
は必至だ。
◇ ◇ ◇
首都圏に続き8日、大阪、京都、兵庫の
3府県も政府に緊急事態宣言の発令を求める
方針を決定。9日にも要請する。
「昨年4月は、感染者ゼロの岩手や5人未満
の鳥取、徳島、鹿児島にも緊急事態宣言が発令
され、“やり過ぎ”との批判が上がりました。
今回、菅首相は極力、地域限定の発令で収めた
い意向です」(官邸担当記者)
しかし目下、各地で感染者は過去最多を更新
している。昨春の苦い経験に縛られて発令が
遅くなれば、かえって事態は悪化しかねない。
地方の感染状況を実感するために、
今月1日から7日までの1週間平均の感染者数
を東京の人口に換算してみた(別表)。
例えば、宮崎の49人は少ないように見えるが、
人口は東京の13分の1で、東京なら632人の
スケールだ。
8日の茨城の感染者数は過去最多の127人
だったが、東京換算では617人となる。
実に、40都道府県が100人超え、20都府県
が300人を超えている。連日、2000人超の
感染者数を見ているため感覚が鈍っているが、
東京換算の300人は小さい数字ではない。
■専門家は「全国発令をすみやかに決断すべき」
東京の感染者数が300人程度だった
昨年11月10日、都医師会の尾崎治夫会長は
強い調子で、こう訴えていた。
「(1日の新規感染者が)もしかしたら
400、600といくと、医療崩壊、医療機関
がさらに疲弊していきます」
当時は「600」にビビったものだが、
尾崎会長の予言通り、都の感染者数はこの
発言から約1週間で400人、1カ月で600人
を超えた。
その後も勢いは止まらず、大晦日に1300人超、
直近は2000人超が続いている。
西武学園医学技術専門学校東京校校長
の中原英臣氏(感染症学)は言う。
「比較的感染を抑えているように見えるのは、
岩手、秋田、島根など数県程度です。これらの
県もいつ感染が急増するかわかりません。小出
しで発令を追加するのは危険です。対象外の
地域に人が流れ、そこで感染を誘発する恐れが
あるからです。もはや、全国一斉の緊急事態
宣言を発令すべき。菅首相は、感染拡大のエビ
デンスは存在しないとして、Go To トラベルを
進めてきた張本人なので、緊急事態宣言で全国
の人流を止めることに抵抗があるのでしょう。
しかし、責任あるリーダーなら批判は甘受して、
全国発令をすみやかに決断すべきです」
地方の首長は政府よりも状況の厳しさを認識
しているのだろう。
愛知、岐阜、福岡、栃木も緊急事態宣言要請の
検討や調整を行っている。
宮崎や茨城など9府県は、県民に不要不急の外出
を呼びかけるなど独自の対応に乗り出した。
菅はまた「後手後手」を繰り返すのか。
【転載終了】
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>「全国発令をすみやかに決断すべき」
先日の某テレビ局の世論調査の時に
私も言ったことですね。
既に全国的に拡大しているのですか
ら、前回同等の発令が必要でしたね。
小出しでは効果が薄いのに、なぜ
このような方法を取るのでしょうか?
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