コロナで国家が崩壊しても安泰マスコミが支える・・・
田中龍作ジャーナル
【転載開始】
■コロナで国家が崩壊しても安泰
マスコミが支える自民党政権
2021年1月13日
2007年に発覚した「消えた年金問題」で
自民は下野した。
発覚から2年後(2009年)の総選挙で民主党
に惨敗したのである。
選挙の街宣現場に行くと、永年自民を支持
してきた人々が
「今度ばかりは自民党に入れない(投票しな
い)」と怒る光景を幾度も目にした。
いま日本を襲うコロナは「消えた年金」
以上の国難だ。
医療崩壊が避けられず、トリアージ(命の選択)
も現実味を帯びてきた。
コロナ禍は消えた年金以上に政治の責任だ。
内閣支持率は急降下し、不支持率が支持率を
上回る。
それでも政党支持率において、
自民は野党第一党の立憲民主を大きく上回る。
下野などサラサラ心配もない。
野党が選挙に負け続けていることもあり、
自公政権は安泰だ。
マスコミ(新聞テレビ)の責任も大きい。
ウィルスを全国に拡散したGoToの責任を追及
することもしない。
無為無策に等しいコロナ対応への厳しい批判も
ない。
自民が下野して間もない頃、武部勤幹事長
(当時)が党本部前で記者団に、憤慨していたの
を思い出す。
「君たちが『政権交代』『政権交代』って言う
からこうなったんだ」と。
あれから12年。経営難もありマスコミは官邸に
シッポを振るようになった。
新聞が経営を優先し社会の木鐸であることを
忘れた時、国家は破滅に向かう・・・
きのう(12日)、亡くなった半藤一利氏の
『そして、メディアは日本を戦争に導いた』
(保坂正康氏との共著)は、警鐘を鳴らす。
【転載終了】
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政権交代は、マスコミの力も大きく
影響してきます。
政権与党の広報化したいまの日本で、
政権交代の土壌はありません。
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