突如「コロナ専門病院」発表で一般患者が追い出されている!

小池知事「伏魔殿都政」を嗤う


【転載開始】


■突如「コロナ専門病院」発表で一般患者が

 追い出されている

 公開日:2021/01/18


 15日の会見で小池百合子東京都知事は突如、

都立広尾病院など3病院をコロナ専門病院に

すると発表した。

ひっ迫するコロナ病床を確保するのが目的で

ある。


 コロナ拡大の勢いが一向に衰えず医療機関

が限界を迎えるなか、小池知事が準備万端

整えて、ついに最後のカードを切ったと思い

きや、その実態は単に追い込まれてドタバタ

で決めた弥縫策に過ぎなかった。


 その証拠に現場は大混乱に陥っている。

広尾病院を例に挙げると、妊婦の転院に際して

補助を出すと知事は表明したものの、

それ以外の入院患者や通院患者への対応は完全

に後手に回っている。

複数の診療科を定期的に受診している患者が

広尾病院に問い合わせても、どの病院に変更

すればいいのかさえ助言してもらえなかった

という。

あとは自助努力でなんとかしてくださいという

ことらしいのだが、広尾病院ほどの総合病院を

自力で見つけるのは至難の業だ。


 第一、診察データが病院間で共有されていな

ければ、次の病院でまたゼロから検査等を実施

しなければならないことになる。

患者は見放されたに等しい。


 知事サイドから病院側への通告が何日前に

行われたかは不明だが、少なくとも、

事前に一般患者の受け入れ先などを検討・整理

し準備を進めていなかったことだけは明白で

ある。

小池知事から一方的にコロナ専門病院化を告げ

られた現場のドタバタぶりは想像に難くない。


■小池知事は都立病院の「非」都立化を決めて

 いた


 こうした事態を招いた原因は、ひとえに

小池知事の危機管理能力の欠如にある。

コロナを甘く見て、次の一手を準備してこな

かった失政と指弾されても仕方がない怠慢ぶり

である。

それほど、第3波が来襲する前の数カ月間、

小池知事はコロナ拡大への備えを怠ってきた。

菅政権との対立を演出することだけに全力を

挙げ、医療体制の整備には目もくれなかった

のである。

大阪のようにコロナ専用の病院施設を臨時的

に設置することもなかった。


 そんな無為無策の小池知事だが、昨年3月、

都立病院の将来を決する重要な方針を決定

していたことをご存じだろうか。

「新たな病院運営改革ビジョン」の発表で

ある。

中身は広尾病院をはじめとする8つの都立

病院と7つの公社病院等を地方独立行政法人

に移行するというものである。

報告書には「効率的・効果的な経営」や

「最小の経費で最大のサービス」などの

美辞麗句が並び、効率第一主義の

アウトソーシングの発想で埋め尽くされて

いる。

要は、都立病院だと色々と不便だから独法化

して自由にやらせれば万事OKと言っている

に過ぎない。


 この結論は、小池知事一期目に都政を

かき回して何の成果も上げられなかった

特別顧問(当時)の一部が主導して導き出した

ものだ。

メリット・デメリットの物差しだけしか持ち

合わせていない彼らに、未知の感染症に対応

できる医療体制を構築できるはずもない。

もしも1年前に都立病院がすべて独法化され

ていたとしたら、コロナにどこまで対応できた

だろうか。

都庁のコントロールが弱まった医療体制の限界

を考えるとゾッとする。


 小池知事には、都民の生命を守るための

効率的で効果的な具体策を講じていただきたい。

都立病院の独法化にうつつを抜かしている場合

ではない。


【転載終了】

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 コロナの肝は東京です。


 小池都知事は、政府を巻き込み責任の

軽減を考えていたのでしょう。


 政府が動かないなら、鈴木北海道知事

のような独自で動くしかありません。


 小池氏は、都知事を降りた(落選かな?)

後の国政返り咲きしか考えていないのでは

ないか?


 東京由来の全国への感染拡大を、政府が

決められないのなら、東京独自で食い止め

てほしかったですね。

ほしかったですね。


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