菅首相が公邸に呼んだ医師が話題 ・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■菅首相が公邸に呼んだ医師が話題
コロナ対策持論に弊害も
公開日:2021/01/18
緊急事態宣言の再発令から1週間が過ぎた
が、新型コロナウイルスの感染拡大に収束の
兆しが見えない。
そうした中、菅首相が16日に公邸で会った
人物が話題だ。
「神の手を持つ医師」とも呼ばれる
東京慈恵会医科大の大木隆生教授(血管外科)。
対コロナ院長特別補佐などを兼任する一方、
過去に関連団体で約9000万円の所得隠しが
発覚し、修正申告している。
会談を終えた大木教授は報道陣に対し、
人材や病床確保のために医療機関に財政支援し、
医師や看護師などの処遇を大幅に向上させる
べきだと伝えたと説明。
■菅首相が「久しぶりに明るい話」と
「医療崩壊という言葉が盛んに言われてい
るが、97%、96%のベッドがコロナに使われ
ず、一般の医療に使われており、余力が日本
にはある。民間病院が商売として<コロナを
やりたい>と思うぐらいのインセンティブを
つければ医療体制は瞬く間に強化される。
菅総理は<久しぶりに明るい話を聞いた>と
言っていた」と話した。
大木教授の話しぶりだと、金目次第で
民間病院もホイホイ協力するかのようだが、
果たしてそうなのか。
西武学園医学技術専門学校東京校校長
の中原英臣氏(感染症学)は言う。
「そもそも、大木氏は感染症については
門外漢。あれこれ言うのは筋違いですし、
民間は経営面だけの問題で渋っているわけ
ではない。対応する人材や設備が足りない
という事情もあるんです」
さらに気になるのが大木教授の持論だ。
経済活動を止める緊急事態宣言の発令に
反対の立場で、「新型コロナとの共生」を
掲げ、感染症法に基づく分類を「2類相当」
から「5類」に下げるよう主張。
昨年5月以降、「COVID-19感染症に対する
大木提言」と題するリポートを出し、最新版
(5日付)にこう書いている。
<新型コロナは欧米においては恐ろしい
感染症であるが、様々な理由から日本人に
とっては季節性インフルエンザ程度の病気
と位置づけられる>
<実害のない「新規陽性者数」「過去最多」
に一喜一憂せず、経済的に新型コロナ対応
の私立・民間病院を援助・インセンティバ
イズし、政治主導で新型コロナ体制強化を
命じる事が出来る公的病院を最大限活用し、
第2類感染症指定の運用を柔軟にすること
で医療崩壊を防ぐべきである。そしてこの
「日本の特権」を活用し、このまま基本的
な感染対策を遵守し、国民の生活と経済
優先で進めるべきである>
しかし、5類に引き下げたら、弊害も多い。
「5類に引き下げたら陽性者は隔離され
ず野放しになる。社会の大混乱は避けられ
ません」(中原氏=前出)
久しぶりに明るい話、とはどういうこと
なのか。
【転載終了】
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医は算術と言われて久しいですが、
コロナ禍を商売と考える医師がいる
ことに驚きです。
一般病棟でコロナ患者を看護する
となると、相当徹底した感染対策が
必要です。
コロナ患者の看護している医師、
看護師がどれだけ疲弊しているか
この医師は分かっているのでしょう
か?
また、1フロアーをコロナ病棟にした
場合、2フロアー分の人員を確保しな
ければならないでしょう。
国からの助成金がないと病院経営が
成り立たなくなるのでは。
首相は話を聞く人物を間違えていま
すね。
どうして、日本のリーダーはご自分
に都合のいい人の話しか聞かないので
しょうかね?
批判的意見の方が役立つのに。
慈恵医大って結構、医療過誤が起き
ていたような・・・?
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