変異種感染力70%増で「致死率14倍」・・・2~3カ月後に主流化!
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■変異種感染力70%増で「致死率14倍」・・・
2~3カ月後に主流化
公開日:2021/01/22
英国由来の新型コロナ変異種ウイルス。
静岡で市中感染が疑われる事例が確認され、
さらなる感染拡大の懸念が広がっている。
変異種の感染力は最大1・7倍と推定され
ているが、重症化リスクや死亡率は従来と
同程度らしい。
強毒化はしていないようなので、
ついホッとしてしまいがちだが、安心して
はいけない。
死者数を左右するのは致死率より感染力―。
英国の疫学者が警鐘を鳴らしている。
◇ ◇ ◇
英ロンドン大の公衆衛生学・熱帯医学
大学院の疫学者、アダム・クチャルスキー
教授は
〈感染力が50%高いウイルスは、致死率
が50%高いウイルスより、はるかに大き
な問題だ〉とツイートし、衝撃の試算を
紹介している。
■グーグル予測・・・死者数1日300人に迫る
1日の感染者数を1万人、6日間平均の
実効再生産数を1・1(1人の患者から
平均1・1人に感染)と仮定して試算。
致死率が0・8%では1カ月後の死者数は
1日当たり〈129人〉になるが、
致死率が50%上がると〈193人〉に
増える。
一方、致死率は0・8%のままで、感染力
が50%高まった場合の死者数は、
何と〈978人〉と7・6倍に跳ね上がる
のだ。
英国の変異種の感染力は最大70%高い
とされる。
クチャルスキー教授の計算式を基に
日刊ゲンダイが試算すると、致死率0・8%、
感染力70%増のウイルスでは〈1829人〉
と14倍超となった。
ハーバード大学院卒で医学博士・作家の
左門新氏(元WHO専門委員)がこう言う。
「変異種ウイルスは、従来型と比べて重症化
リスクや死亡率が同程度と報じられていますが、
甘くみてはいけません。クチャルスキー氏の
試算はその通りで、決して大げさではない。
この警鐘をしっかり受け止めて、いかにアク
ションにつなげられるかが重要です。今以上に
予防対策を徹底し、早期にワクチンを安全に
接種できれば、感染者や死者は減少させること
ができます。今後、日本でも感染力の強い
変異種ウイルスが主流になる可能性もあり、
まさに今が正念場といえます」
新型コロナの1日の死者数は19日、
100人を突破した。グーグルの感染予測
(20日時点)によると、今月18日から
2月14日までの28日間の死者数は
8210人と、1日当たり293人となって
いる。
変異種は出現判明から2~3カ月後に主流
になるとされる。絶対に侮ってはいけない。
【転載終了】
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先週少し触れた記事の詳細になりますね。
WHOも2021年は寄り深刻な事態になると
コメントを出しています。
この記事は、コロナ禍が2年という長期化
して、企業の体力を奪うことになりかねま
せん。
若者に言いたいのは、既に中堅以上の人員
削減は済んでいるので、今後は入社3年以内
の若手がターゲットになる可能性があります。
万一、リストラされたら再就職は難しく
なります。
派遣にならざるを得ないかも知れません、
出来るだけ自重することが肝要です。
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