五輪に執着する菅政権に自民OBが怒り・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■五輪に執着する菅政権に自民OBが怒り
「総入れ替えが必要」
公開日:2021/01/23
<当然だろう>
<五輪予算を早くコロナ対策に振り向け
てほしい>
ネット上では好意的な受け止めが
ほとんどだ。
新型コロナウイルスの感染拡大により
開催を危ぶむ声が出ている東京五輪に
ついて、21日の英紙タイムズ(電子版)
が、非公式ながら日本政府が中止せざる
を得ないと結論付けている、などと報じ
たことだ。
五輪が中止となれば、その予算を
新型コロナ対策や給付金などに活用でき
るし、感染者が急増している東京都では、
五輪選手村や駐車場として整備された
東京・築地市場跡地にも感染者用の
収容施設が建設できるだろう。
海外からの入国者が増えることによる
新たな変異ウイルス出現のリスクも低く
抑えられる。
東京五輪出場を目指してきたアスリート
たちにとって2度目の中止の決断は酷かも
しれないが、今は何よりもコロナ対策を
優先させるべきだ。
■五輪開催へのこだわりは総選挙のための
私利私欲
ところがいまだに「東京五輪開催」に
こだわり続けているのが菅首相だ。
菅首相は「人類がコロナに勝った証として
の東京五輪を開催」と言い、国会の代表質問
に対する答弁でも
「ワクチンを前提としなくても安全安心な
大会を開催できるよう準備を進める」と強調
していた。
しかし、東京五輪延期を決定した昨年3月
よりもコロナの感染状況は全国的に悪化して
いる上、ワクチン接種の見通しも立たない中、
どうやって「安全安心な大会」が開催できる
というのか。
こうした政府の強硬姿勢に対し、憤りの声
を上げているのが元自民党本部情報局国際部
主任で、福田赳夫総理大臣秘書も務めた
中原義正氏だ。
中原氏は
「ロンドン市長が『コロナは制御不能』とま
で言っているのに、菅首相はどうやってコロナ
に勝つというのか」と言い、こう続ける。
「そもそも、どういう状態になればコロナ
に勝った、と言えるのか。すでに感染者が
爆発的に増え、自宅療養中に亡くなる人も
出ている。ワクチンが効かない変異種も出て
きた。誰が考えても数カ月でコロナを封じ
込めることは不可能だし、不足している
医療従事者の確保はどうするのか。これらの
問題を今の政府は何一つ解決できていないし、
その具体策も示されていない。東京五輪など
できるはずがないだろう。それなのに政府が
五輪開催にこだわるのは、おそらく五輪で
国民の高揚感を高めて総選挙で勝ちたいと
いう私利私欲からだろう。これは政治では
ない。国民生活を考えず、国家観もない今の
自民党閣僚は総入れ替えが必要。このまま
だと日本がおかしくなってしまう」
古巣に対する自民党OBの声を菅政権は
どう聞くだろうか。
【転載終了】
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東京五輪の開催を臨んでいる国民が
どれだけいるのでしょうか?
現状では、極一部の人たちなのでは。
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