菅首相は逃げの一手 “8割おじさん”西浦氏の予算委出席拒否!

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■菅首相は逃げの一手 “8割おじさん”

 西浦氏の予算委出席拒否

 公開日:2021/01/26


 25日開かれた衆院予算委員会で、

立憲民主党の長妻昭議員が、

菅首相と自民党に対して抗議する場面が

あった。

政府の新型コロナウイルス対策をめぐって、

予算委に京都大教授の西浦博氏(理論疫学)

の出席を求めたのに、自民党が「ブロック」

したというのだ。


 「民間人は呼ばない」というのが理由。

しかし、コロナ第1波の際に人との接触

を8割減らすことを求め、「8割おじさん」

として名を馳せた西浦氏は現在も厚労省の

アドバイザリーボードの指名委員を務めて

いる。

純粋な「民間人」にはあたらず、

拒否の理由は通らない。


 長妻議員は

「都合の悪い方は呼ばないというのは

あってはならない」

「科学的に議論する姿勢が感じられない」

と非難していたが、一体、どういう事情

なのか。長妻議員にあらためて聞いた。


 「西浦氏が今月13日のアドバイザリー

ボードに提出した資料について、予算委

で議論しようと思っていました。緊急

事態宣言の解除基準について、西村大臣

は『東京で新規感染者が1日に500人を

下回ることが目安になる』としましたが、

西浦氏は『(2月に)500人で解除した

ら、4月14日には感染が元のレベルに

戻ってしまう』と試算しています。資料

は厚労省からもらったものなのに、なぜ

拒否するのか」


 昨年春の緊急事態宣言時には、安倍前首相が

「専門家の試算では、人と人との接触機会

を『最低7割、極力8割』削減することが

できれば、2週間後には感染者を減少に

転じさせることができる」と幾度も訴え、

西浦氏の試算に乗っかっていた。

だが、いまや菅政権にとって西浦氏は

“煙たい存在”らしい。


 実際、西浦氏は週刊文春(1月14日号)で、

<緊急事態宣言の判断が遅かった>

<(変異種対策について)ビジネス往来を継続

したのは生ぬるい>と批判。

<安倍政権の頃と比較しても、感染症対策に

関する専門家の意見が総理へと簡単には通ら

なくなっているかも知れません>ともこぼして

いる。


 前出の長妻議員が言う。


 「普通なら西浦氏を拒否しませんよ。呼ばな

ければ、あること、ないこと言われますから。

スキャンダルでもないのに。今の自民党には、

そういう判断すらできる人がいないのでしょう

か」


 26日の予算委にも野党議員が西浦氏を呼ぼう

としたが、自民党が拒否したという。

内閣支持率下落が止まらない菅政権には、

逃げの一手しかないのか。


【転載終了】

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 西浦教授の予測で動いていたら、状況は

変わっていたかも知れないですね。


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