英国型コロナのスーパースプレッダーイスラエルで大感染!
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■英国型コロナのスーパースプレッダー
イスラエルで大感染
公開日:2021/01/31
衝撃的な感染力だ。新型コロナウイルスの
変異株の感染力は従来型と比べ、
英国型が1・7倍、南アフリカ型は1・5倍
強いとされているが、イスラエルで英国型に
感染したスーパースプレッダーが出現。
1人から184人に感染させ、
ワクチン接種数世界トップの国の医療現場が
大混乱に陥っている。
■世界トップのワクチン接種でも変異株猛威
米ファイザー製ワクチンの大量入手に成功
したイスラエルは、人口当たりのワクチン
接種数で世界トップ。
人口100人当たりの接種数は47・9回で、
英国10・8回や米国7・1回などを大きく
上回っている。
人口のおよそ3割にあたる約270万人が接種
を済ませ、3月末までに16歳以上の国民全員
への接種完了を目指す手際の良さ。
ところが、集団免疫の獲得に突き進む最中に
英国型が猛威を振るい始めた。
足元では新規感染者の半数を占め、
強烈なスーパースプレッダーまで現れた。
「問題は高い感染率です。ドバイから飛行機
で来た1人の患者が184人を感染させました。
1人が184人ですよ!」
エルサレム市内のヘブライ大医学部付属
ハダサ病院に勤務する医師のメボラ教授は、
第2ドイツテレビの取材にこう応じ、
苦境を訴えた。
「テルアビブや他の地域の満床ではない病院
に患者を移すことを考えています。この病院の
病床使用率は95~100%に達し、患者を
これ以上受け入れるのは困難です」
現地メディアによると、アラブ首長国連邦の
ドバイからの帰国者が英国型に感染している
ことが判明。
国防軍傘下の民間防衛軍が機内の乗客やドバイ
滞在中の接触者全員に連絡を取ったところ、
先週末に大感染が発覚したという。
ハーバード大学院卒で医学博士・作家の
左門新氏(元WHO専門委員)はこう言う。
「1人が何人を感染させるかを示す基本
再生産数について、新型コロナは当初、
季節性インフルエンザと同水準の2~3人
とされましたが、最近では3~4人とみら
れています。10人以上に感染を拡大させ
た患者をスーパースプレッダーと呼んでい
ますが、184人は耳を疑う数字。3密空間
で長時間過ごしたとか、感染が広がりやす
い条件が重なった結果なのではないか。
ウイルスの感染力の強さよりも、患者の行動
様式が感染拡大につながった可能性がありま
す」
スーパースプレッダー周辺で一体何が起きて
いたのか。
【転載終了】
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恐ろしいほどの感染力ですね。
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