野田聖子氏「女性蔑視発言」森会長の批判を“封印”する思惑!
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■野田聖子氏「女性蔑視発言」森会長の批判を
“封印”する思惑
公開日:2021/02/08
「わきまえる女」――に徹した方が得策と
計算したのか。
「女性蔑視」発言をした東京五輪組織委員会
・森喜朗会長への批判は大きくなる一方だ。
共同通信の世論調査でも、
「会長として適任だと思う」は、わずか
6.8%しかなかった。
ところが、これまで政界の男社会を批判し、
女性の政治参画を訴えてきた自民党の
野田聖子幹事長代行(60)が、森批判を封印
している。
森会長と近いと見られている稲田朋美衆院議員
(61)が、
「私は『わきまえない女』でありたい」と、
ツイッターで森批判をしたのと対照的だ。
「“ポスト菅”の可能性が出てきたので、党内
を敵に回す発言を控えているのでしょう。女性
初の総理になりたい、という野心を隠さない
野田聖子は、総裁選のたびに出馬を模索してき
たが、毎回、推薦人が集まらず断念してきた。
でも“ポスト菅”レースでは、推薦人を確保し、
総理総裁に就く可能性が出てきた。現在、直属
の上司でもある二階幹事長が、野田聖子を
“ポスト菅”に担ぐのではないかと囁かれている
からです。いま、森批判をすると、党内から
“わきまえない女”と見られ、支持が広がらない
恐れがある。だから、発言を控えているので
しょう」(自民党事情通)
後輩の女性議員に、
「男に媚びを売る時代は、私で終わらせる。
あなたたちが偉くなった時には、こんなこと
はやらせない」と話している野田聖子。
森批判を封印し、党内の古いタイプの
男性政治家に媚びを売ることで総理のイスを
ゲットする戦略らしい。
しかし、思惑通りにいくのかどうか。
「ボス連中に媚びを売るやり方が、吉と出る
か凶と出るかは、わかりませんよ。ポスト
菅レースは、どんぐりの背比べです。河野太郎
にしろ、岸田文雄にしろ、まだ本命とは言えな
い。今年は必ず衆院選が行われる。最後は、
派閥の論理や党内の支持よりも、国民人気が
決め手になっておかしくない。ボス支配に従う
野田聖子のやり方は、マイナスになる可能性が
あります」(政治評論家・本澤二郎氏)
女性の支持が離れるのは間違いない。
【転載終了】
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政治家として、情勢を分析し対応する
のは資質の一つだと思います。
しかし、わきまえる女が果たして女性
から支持を得られるかは別問題ですね。
ドイツのメルケルや米国のハリス他
女性リーダーが指導力を発揮している中
でどれだけ力を発揮できるかですが、
菅氏の後釜で総理の椅子に座っても、
総選挙で負けたら長くはないですね。
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