森会長に同情論のなぜ “内なる喜朗”SNSで・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■森会長に同情論のなぜ “内なる喜朗”SNSで
咆哮し恥の上塗り
公開日:2021/02/09
欧州各国の駐日大使館まで巻き込み、
世界中から女性蔑視発言を非難されている
東京五輪・パラリンピック組織委員会の
森会長。
ところが、SNS上では森発言を容認する
「内なる喜朗」の叫び声が噴出し、国際社会
に顔向けできない「恥の上塗り」状態となって
いる。
◇ ◇ ◇
〈もともとオリンピックは女人禁制だったのに
…森会長はお気の毒だと思います。もういじめる
のは止めてください。なう〉
6日に自身のツイッターでこう訴えたのは、
高須クリニックの高須克弥院長だ。
前時代の話を引き合いに、森会長への抗議を
「いじめ」と捉え「気の毒」と同情しているあた
り、前時代的な発言を容認したも同然だ。
森会長の発言について女子テニスの大坂なおみ
は「ちょっと無知」と指摘したが、これも「いじめ」
なのか。
高須院長に取材を申し込んだが、
「本人と連絡がつかない」(広報担当)とし、
現時点で回答を得られなかった。
舛添要一前都知事も公然と森会長を“支持”だ。
7日に
〈女性蔑視発言は批判されるべきだが、彼の大き
な働きも忘れてはならない〉と自身のツイッター
に投稿。
日刊スポーツの取材に
「森さん以外に会長職は出来ないと思う」と
ヨイショした。
舛添氏は五輪招致に駆けずり回った森会長の
「功績」を称賛するが、女性蔑視は次元が異なる
問題だ。
国際イベントのトップに居座らせる理由になら
ない。
発言の真意を確かめるため舛添政治経済研究所
に問い合わせたが、多忙を理由に応じなかった。
■各国大使館にヘイトコメント
驚くのは、似たような「同情論」が、ネット上
に噴出していること。
ツイッターで「男女平等」を訴えた欧州各国の
駐日大使館に対する非難の数々は特にヒドイ。
「心の中の喜朗」をブチまける人が続出している
のだ。
〈#dontbesilent(黙っていないで)〉
〈#genderequality(男女平等)〉――。
こうしたタグと一緒に挙手する職員の写真を投稿
した駐日ドイツ大使館のアカウントには、日本語で
〈今すぐドイツに帰ってください〉
〈これはナチ式敬礼でもしてんのか?〉など
“ヘイトコメント”がズラリ。
各国大使館の投稿への反発に共通しているのは、
〈中国や北朝鮮の人権問題はいいのか〉
〈全文読め〉〈老人をいじめるな〉など、
論点をスリ替えた攻撃だ。
ただでさえ、森会長の発言が「日本の恥」をさら
しているのに、まさに「恥の上塗り」じゃないか。
「組織委の姿勢も恥の上塗りです。森発言を
『不適切』とし、『多様性と調和』を強調する
一方、“ボス”の慰留に努めた。言っていること
とやっていることがまるで違う。こんな屁理屈
を通してでもかばう意識は、ウイグル問題など
を持ち出して同情する人にも共通しています。
女性蔑視発言をした人物をここまでかばう、あり
のままの日本の姿を国際社会に見てもらえるのは、
ある意味“有意義”だと思います」
(コラムニストの小田嶋隆氏)
菅首相も森会長の発言を「芳しいものではない」
と言いながら、進退については
「(解任する)権限がない」の一点張り。
一体いつまで、この国は恥をさらし続けるのか。
【転載終了】
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高須氏も舛添氏懲りない人たちですね。
>日本語で
〈今すぐドイツに帰ってください〉
〈これはナチ式敬礼でもしてんのか?〉
など“ヘイトコメント”がズラリ。
これも日本の恥です。
日本人の品格を疑われてしまいます。
しばらくおとなしかったですが、
ネトウヨが復活してきたのでしょうか?
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