森人脈の“怪しすぎる財団”・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■森人脈の“怪しすぎる財団” 辞任でも消えない
利権のニオイ
公開日:2021/02/16
差別発言が国内外から猛批判を浴び、
辞任に追い込まれた
東京オリンピック・パラリンピック
組織委員会の森喜朗会長。
後任選びが迷走する中、“五輪マネー”に
関する新たな疑惑が国会で取り上げられ
た。
15日の衆院予算委で、立憲民主党の
斉木武志衆院議員が、森会長とかかわり
が深い
「一般財団法人日本スポーツレガシー
コミッション」なる団体について質問。
日本オリンピック委員会やJOC関係者の
間では、五輪の剰余金がこの団体に贈与
されると言われているというのだ。
役員一覧を見ると、
「レガシーコミッション」の最高顧問は
森会長と御手洗冨士夫キヤノン会長兼
社長CEOの2人。
御手洗氏は、森会長の後任会長候補を選ぶ
組織委の「候補者検討委員会」の委員長も
務める。
さらに、理事長は遠藤利明元五輪担当相、
理事には山下泰裕JOC会長、評議員に
馳浩元文科相や組織委の武藤敏郎事務総長
など、“森人脈”がこれでもかと名前を連ね
ている。
団体は昨年3月12日に設立され、所在地
はJOCが入っているビルの10階に置かれて
いるが、電話番号は非公開。
斉木議員が連絡先を入手して電話をかけて
もなかなかつながらず、7回目でようやく
通じたが、先方の職員は「来られても困る」
「すべて遠藤利明さんがやっているから、
遠藤さんに聞いて欲しい」の一点張りだった
という。
そこで遠藤事務所に問い合わせたところ、
「事務局に聞いてくれ」とたらい回し。
斉木議員は「実際にどんな活動をしているの
かも分からない」と指摘していたが、
こういう怪しげな財団に東京五輪の剰余金が
流れる可能性があるというのだ。
■五輪剰余金の受け皿に?
長野冬季五輪では45億円、平昌冬季五輪
では62億円、夏季のロンドン五輪では
46億円の剰余金があったとされる。
組織委の定款には、清算時の残余財産は
評議員会の決議を経て「国」、もしくは、
「地方公共団体」「公益法人」に贈与でき
るという規定がある。
「週刊新潮」(2020年2月13日号)に
よれば、「レガシーコミッション」の設立者
は、森会長が代表理事を務める
〈一般財団法人嘉納治五郎記念国際スポーツ
研究・交流センター〉で、
「この新財団をゆくゆくは公益財団法人に
して、東京五輪終了後の剰余金の受け皿に
するのではないか」という文科省関係者の
コメントも紹介していた。
不透明なのは後任会長人事だけではない。
どこを掘っても森人脈と利権が根を張る
「#モリンピック」。
森氏が会長を辞任しても、利権構造は温存
されるのか。
国会は、もっとこの問題を詰めるべきだ。
【転載終了】
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今回のことが切っ掛けなのか、前から
言われていた五輪利権の姿がおぼろげ
ながら浮かんできたようですね。
明らかになっている額が135億円という
ことですがが、東京はいままでと規模が
違うので、かなりの余剰金がでるのかも
知れないですね?
この余剰金はスポーツ振興以外にどこに
流れているのでしょうか?
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