丸山島根知事「五輪開催するべきではない」はマトモな正論!

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■丸山島根知事「五輪開催するべきではない」

 はマトモな正論

 公開日:2021/02/19


 「新型コロナウイルス対策に不備があれば

当然主張すべきだが、それを聖火リレーの

開催条件に結び付けるのはおかしい」


 政府、与党内からは不満の声が出ているが、

ネット上では

<よくぞ言ってくれた。あっぱれだ>

<知事が県民と政府のどちらを向いて仕事を

しているのかがよく分かる>

などと好意的な受け止めが目立つ。

東京五輪・パラリンピックをめぐり、5月に

地元で予定されている聖火リレー中止の検討

を表明した島根県の丸山達也知事(50)の

ことだ。


 福岡県の専業農家に生まれ、東大法学部から

総務省に入省。

島根県で3年間、環境生活部長や政策企画局長

を務めた経験から、総務官僚を辞して

2019年4月の知事選に出馬。見事に初当選した。


 知名度が高くないため、あまり知られていない

ものの、丸山知事が政府の姿勢に反発するのは

これが初めてではない。

昨春、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため

として、安倍首相(当時)が全国一律の休校要請

を出した際、島根県(島根県教委)は47都道府県

の中で唯一、県立高校や特別支援学校の休校を

見送っている。

この時も、政府内から「勝手なことをするな」と

批判の声が上がったが、県民の評価は高かった。


 大会前のイベントに過ぎないリレーに今、

7200万円の県予算をつぎ込む必要があるのか。

それよりも新型コロナ対策に全力を尽くすべき

ではないか。

丸山知事の考えは極めて合理的だ。

しかも、丸山知事は突然、

「五輪は開催するべきではない」と言い始めた

わけではない。そう訴えている理由があるのだ。


 島根県は、東京都などが新型コロナ感染者の

濃厚接触者や感染経路を調べる「積極的疫学調査」

を縮小していることを問題視し、以前から厚労省

に対して全国調査の結果や情報提供などを求めて

きた。

ところが厚労省は「ゼロ回答」のまま。

10日の会見でも、丸山知事は

「状況について何も情報が得られていない。ゼロ

回答です。何もしていないということではないで

しょうか。この話をどうでもいいと思っている

政府は危機的」などと怒りをあらわにしていた。


 さらに緊急事態宣言の期間中に行われた東京

・千代田区長選で候補者の応援演説などをして

いた小池百合子知事(68)の行動にも疑問を

投げかけ、

「不要不急の外出自粛要請の兼ね合いの中で許容

されることなのか」

「私がこういうことをやったら袋叩きだと思いま

すよ。でも大きなイベントの主要主催者だから、

みなさん(メデイア)に許されているのかなとし

か思えません」と主張。

五輪を開催する都市のトップにありながら、

新型コロナ対策に取り組む姿勢が足りないのでは

――と疑問を呈していた。


 ジャーナリストの横田一氏がこう言う。


 「丸山知事は政府や東京都の小池知事に対して

も臆することなく、正々堂々と正論を主張する。

非常にマトモな知事といった印象です。政府や都

は『唐突に何を言うのか』みたいな受け止めです

が、島根県が厚労省に疫学調査に関する情報提供

を要請していたことすら知らない。つまり、放置

していたわけです。これでは政府や都に不信感を

抱くのも当然です。コロナで厳しい状況に追い込

まれているのは全国どこでも同じであり、その中

で『東京五輪に協力して』というのであれば、

政府や都が主導し、きちんとしたコロナ対策を

講じるべきです」


 丸山知事の正論を政府や小池知事はどう

受け止めるのか。


【転載終了】

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 各県には、「コロナ対策チーム」が設置

されていると思います。


 そこでの方向性があるから丸山知事の

発言に繋がってるのでしょう。


 島根県民の若い方が、

「知事が勝手に決めることではない」と

コメントしていましたが、勝手な発言で

はないと思いますよ。


 ネットでは好意的に受け取られている

ことから、情報を持っている人は好意的

に受け取り情報のない人ほど批判的に受け

取りますね。


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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