コロナ死1万人増の最悪シナリオ ・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■コロナ死1万人増の最悪シナリオ
逃避変異に感染研が警鐘
公開日:2021/03/05
「先行解除」のツケを払うことになりは
しないか。
6府県
(大阪、兵庫、京都、愛知、岐阜、福岡)
で緊急事態宣言が解除された1日、
それぞれの主要駅周辺の人出は軒並み増加。
新型コロナウイルスの変異株の拡大が懸念
される。
■神戸市内でも5件発見
神戸市が実施した変異株の感染実態調査
は衝撃的だった。
先月12~18日の1週間で新規感染者の
15・2%から変異株が検出されたほか
にも、注目すべきポイントがある。
「逃避変異」(E484K変異)が確認
されたことだ。
その名の通り、免疫を回避する特徴を持つ
といわれる。
過去の感染やワクチンによってできた抗体を
スリ抜ける厄介なシロモノだ。
国立感染症研究所は
「感染・伝播性の増加や抗原性の変化が懸念
される 新型コロナウイルス(SARS―
CoV―2)の新規変異株について(第6報)」
(先月12日付)と題したリポートで、
次のように警鐘を鳴らしている。
〈同株の国内のまん延状況は過小評価されて
いる可能性がある〉
〈(ワクチンの)効果を低下させる可能性を
鑑みれば、国内でのまん延は、中長期的に感染
制御上のリスクとなりうる〉
恐ろしいのは、神戸市の調査で逃避変異株が
市内で5件確認されたことだ。
すでに国立感染研のリポートで
〈関東全域で91件検出されている〉と明らか
にされていたが、案の定、関東だけでなく関西
にも広がっている恐れが出てきた。
■厚労省は「総力戦」する気ナシ
なのに、厚労省は
「感染性や重症度が深刻ではなく、ワクチンが
無効になるわけではないため、都道府県別に
(逃避変異株を)モニタリングする状況では
ない」(結核感染症課)と、何とも悠長だ。
医療ガバナンス研究所理事長の上昌広氏
がこう言う。
「PCR検査の抑制と全く同じ行動原理で
動いています。本来ならゲノム解析を得意と
する大学や研究所と協力すべきなのに、自分
たちのこなせる範囲でしか調べようとしてい
ない。総力戦をする気がないのです。PCR
検査を抑制して流行を広げた時と同じように、
変異株を全国に蔓延させかねません」
日本国内におけるコロナ死者は累計で
8000人を超えた。
米ワシントン大の保健指標評価研究所は、
日本で社会的活動がコロナ禍以前に戻った
場合、6月1日までにコロナ死者が2万人
を突破するとハジき出している。
まだまだ用心した方がいい。
【転載終了】
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この国は、五輪で全てが狂ってしまい
ましたね。
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