新型コロナ変異株、E484Kが国内で独自発生した可能性!
情報速報ドットコム
【転載開始】
■新型コロナ変異株、E484Kが国内で独自発生
した可能性
免疫避ける特殊変異でワクチン効果に疑念
慶応大の分析調査
2021年3月6日
新型コロナウイルスの変異株について、
慶応大の調査チームが日本独自の変異株
が発生していると指摘しました。
朝日新聞の記事によると、慶応大の
小崎健次郎教授らの研究チームが
国立感染症研究所の登録した
新型コロナウイルスの遺伝情報などを分析
したところ、「E484K」という変異で、
これまでに南アフリカやブラジル、
日本で報告されたタイプと異なる種類が
流行していることを確認したとのことです。
E484Kの変異ウイルスは海外から流入
したのとは別に、国内で以前から広まって
いたウイルスが独自変異したタイプがある
として、2系統の拡大ルートがあったと
まとめています。
この変異株が本格的に報告されたのは
昨年の7月以降で、国立感染症研究所も
2021年2月の報告書で
「E484Kの拡大傾向が見られる」と言及
していました。
E484Kは免疫の中和抗体に反応し難く、
その特定からワクチンなどの効果も少ない
のではないかと言われています。
それだけにE484Kの感染状況は非常に重要
であり、このまま国内に広がるとすれば、
ワクチン計画にも深刻な影響を及ぼすこと
になりそうです。
★免疫避けるウイルス、国内で変異の
可能性 慶応大が分析
https://www.asahi.com/articles/
ASP347F2NP34PLZU001.html
ワクチンが効きにくい恐れがある新型
コロナの変異ウイルスが、国内からも
発生していた可能性があることが、
慶応大の研究チームの分析でわかった。
この変異ウイルスはこれまで、海外か
ら流入したとみられていた。
このウイルスは、たんぱく質の一部が
変わった「E484K」という変異を持つ。
新型コロナに感染したり、ワクチンを
打ったりすると免疫ができるが、この
変異があると、免疫が十分効かなく
なる可能性が指摘されている。
この変異は南アフリカやブラジルで
発見され、その後日本でも見つかって
いた。
★新型コロナウイルスSARS-CoV-2
Spikeタンパク質 E484K変異を
有するB.1.1.316系統の国内流入
(2021年2月2日現在)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/
diseases/ka/corona-virus/2019
-ncov/2488-idsc/iasr-news/
10188-493p02.html
特にアミノ酸484番目のグルタミン酸
(E)はRBDのACE2結合に重要であり、
かつ中和抗体の中心エピトープに配置
されるアミノ酸残基である。
グルタミン酸(E)は陰性荷電を示す
酸性極性側鎖アミノ酸である一方、
リジン(K)は陽性荷電を示す塩基性
アミノ酸に分類される。
つまり、E484K変異は磁石のNS極を
逆転させるような極性を反転させる
際立った変異であり着目に値する。
このE484K単独でワクチンは無効化
されないが、少なからず効果が減弱
する可能性が指摘されている7-9)。
【転載終了】
**************************
E484kが感染拡大していったら、
面倒なことになりそうですね。
0コメント