尾身会長コロナ収束・・・「そう簡単じゃない」!
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■尾身会長がサジ投げた・・・
コロナ収束「そう簡単じゃない」
公開日:2021/03/20
賛否両論ある中、緊急事態宣言の全面解除
が迫り、世間の不安は尽きない。
菅政権の新型コロナウイルス対策が新味ゼロ
だからだ。
19日の参院予算委員会では、政府が打ち
出した感染再拡大防止対策の「5本柱」に
ついて異論が噴出。
日本維新の会の片山虎之助共同代表は
「今までやったことの集大成みたい」とチクリ。
感染収束の見通しを聞かれた基本的対処方針
等諮問委員会の尾身茂会長も
「私たちが提案した7つのリバウンド防止、
それを国は5つの大きな柱にまとめたが、
実行するのはそう簡単じゃないと思う」とサジ
を投げたような答弁だった。
諮問委は今月5日、首都圏1都3県の知事に
対し、リバウンドを防止するための体制強化と
して「7つの提言」を発表。
①感染拡大の予兆が見られた場合の迅速対応
②軽症・無症状者のモニタリング検査
③変異株のPCR検査
④「見えないクラスター」をあぶり出す積極的
疫学調査
⑤高齢者施設職員の定期的検査と感染対策
⑥医療提供体制、公衆衛生体制の強化
⑦国と自治体による一体感のあるメッセージ
発信――だ。
それに対し、政府がまとめた「5本柱」は
①飲食店対策
②変異ウイルス対策
③PCR検査強化
④ワクチン接種推進
⑤医療提供体制の充実――。
「第4波」を防ぐ感染拡大初期のスピーディー
な対応や、国と自治体の協調はスルー。
「飲食イジメ」に相変わらず固執している。
西武学園医学技術専門学校東京校校長
の中原英臣氏(感染症学)が言う。
「『5本柱』のどれをとってもいまさら遅い
し、口先だけ。変異株PCR検査を年明けに本格化
していれば、感染拡大を遅らせることができた。
こだわっている飲食店への時短要請にしても、
感染抑止のエビデンスはない。昨年の宣言全面
解除時の新規感染者は全国21人、東京8人で
した。足元では全国で1500人前後、東京は
300人以上の高水準なのに解除に踏み切るの
だからわけがわからない。菅首相は『8割減少』
と胸を張るが、話になりませんよ」
尾身氏はコロナ禍の収束について
「正確なことは誰にも分からない」と前置きし
た上で、
「年が明けてくると、だんだんと普通の季節性
インフルエンザと(同様に)人々が捉えるよう
になる可能性がある」と答弁。
来年以降になるとの見通しを示した。
もはや神頼みか。
間違いないのは、その頃には政権は代わって
いるだろうということだけだ。
【転載終了】
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「GOTO」に乗っかる人達以外の国民が
政府には何も期待できないとの諦めがあり
そうな気がしてしまいます。
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