「五輪止めろ」 築地女将さん会、勤め帰りの会社員らが・・・
田中龍作ジャーナル
【転載開始】
■「五輪止めろ」 築地女将さん会、勤め帰りの
会社員らがオリパラ組織委にデモ
2021年3月25日
聖火リレーがスタートした今日25日、
東京五輪に反対する人々がオリパラ
組織委員会に向けてデモを掛けた。
聖火リレーは新聞テレビの大本営発表
とはウラハラに、数えきれないほどの
辞退者が出た。
この日のデモ参加者は、広範な人々が
オリンピックに反対していることを
物語っていた。
Aさん(会社員・30代男性)は、
五輪反対デモに初めて参加した。
通勤カバンを肩から下げて、シュプレヒコール
をあげながらデモコースを歩いた。
「オリンピックなんぞやってる国ではない。
なんとしてでも止めたい」と力を込めて語る。
Aさんは子供の頃からサッカー選手で、
社会人となった今も地域のサッカーチーム
に所属する。
サッカーを愛してやまないAさんが顔を
曇らせた。
「聖火リレーに『なでしこジャパン』が参加した。
ガックリきた。心が離れた」と言って。
デモコースは新橋駅前→中央通り→銀座4丁目
→晴海通り→築地→晴海トリトン。
銀座4丁目の三越前からは築地女将さん会が
飛び入り参加した。
築地移転を促進させたオリンピックには恨みが
募る。
今は更地となった魚河岸跡を通過する時、
女将さんたちは「オリンピックは要らない」
「築地を返せ」と絶叫した。
晴海通りをデモ隊が歩くなど見たことも聞い
たこともない。
白髪のベテラン公安刑事は「初めてだよ」と話す。
聖火リレーが始まったことへの御祝儀だろうか、
と勘繰りたくなった。
1時間ほど歩くと、デモ隊はオリパラ組織委の
入る晴海トリトン前に着いた。
一気にビルの外階段を駆け上がり、2階にある
玄関から、オリパラ組織委に突入しようとした。
だが、警察とガードマンの厚い壁に阻まれた。
私服刑事が「入ったら検挙するからな」と通告
した。
間もなく制服警察官が増派され、デモ隊は敷地
の外に押し出された。
国家権力がオリンピック開催をゴリ押しするのを
想起させる光景だった。
【転載終了】
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公安刑事が表だったコメントするのは
珍しいですね。
五輪後の日本がどうなるかが不安ですね。
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