都「5月中旬には1日4000人」試算・・・

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■都「5月中旬には1日4000人」試算・・・

 まん延防止適用でGW消滅

 公開日:2021/04/08


 東京都の7日の新型コロナ新規感染者は555人。

2月6日以来の500人超えだ。

小池知事は厳しい表情で

「政府への要請の準備に入る段階にあると考えて

いる」と話し、「まん延防止等重点措置」につい

て、8日の都のモニタリング会議終了後、政府に

適用の要請をしたことを発表した

(同日の新規感染者数は545人)。


 まん延防止措置が初適用された大阪市などは

来月5日までが期間だ。

東京にも適用となると、その範囲が23区内なのか、

もっと広域なのか分からないが、いずれにしても

期間は大阪市と同様か、長くなるのは確実で、

ゴールデンウイーク(GW)が含まれることになる。


 先月21日、首都圏の緊急事態宣言が解除されて

からまだ3週間も経っていないが、もう次の手が

急がれるのか、といえば、それは大阪府のケース

が分かりやすい。


 宣言解除の2月28日の新規感染者を

1(7日間平均・以下同)とし、その後の経過を

見ると、3週間後に1.5倍、4週間後は3.3倍、

5週と3日後の7日は8.2倍にまで猛拡大している。


■5月中旬には1日4000人!


 大阪より3週遅れで解除された東京は、

7日時点で解除時の1.4倍。

大阪と同様の経過をたどり、5週と3日後に8.2倍

になるとすると、GW直前の今月28日には

新規感染者が2468人にまで膨れ上がる。

過去最多の2447人を超える数字である。


 東京都も独自でこの先の新規感染者数を試算して

いて、前週比で1.5倍ずつ増えた場合、今月22日に

1日当たり1000人超の水準となり、5月中旬には

ナント4000人を超えるという。


 こうなると、「まん延防止」で効果が得られる

のかどうか。

日本医師会の中川会長は7日、変異株が主体に

なりつつあり「これまでで最大の危機だ」と強調

していた。


 昭和大学医学部客員教授の二木芳人氏

(臨床感染症学)が言う。


 「自粛疲れや慣れがあり、もはや緊急事態や

まん延防止では効果が得られにくくなっています。

同じことの繰り返しではなく、人々の気持ちが

引き締まる、ギョッとするような対策を打たない

と響かないのではないでしょうか。スピード感も

必要です。現場が混乱するからと、週明けを待って

新たな対策を実施するのでは遅い。感染症に週末

はありません。やるなら金曜からでもいい」


 この際、聖火リレーを全国一斉中止にするとか、

プロ野球やイベントを再び無観客にするとかしな

いと、緩んだ人流は引き締まらないだろう。


【転載終了】

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 Googleの試算よりは現実的な数値ですね。


 こうならないよう、徹底した感染防止対策

が必要ですかね。


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