4都府県“禁酒令”で懸念 “路上クラスター”で・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■4都府県“禁酒令”で懸念 “路上クラスター”で
変異株重症化も
公開日:2021/04/24
25日から5月11日まで東京、大阪、
兵庫、京都に「緊急事態宣言」が発令される。
今年1月に発令された2回目の緊急事態宣言
と大きく違うのは、酒類を提供する飲食店に
「休業要請」が出されることだ。
事実上の“禁酒令”である。
禁酒令によって、いまから懸念されている
のが、“路上クラスター”と“宅飲みクラスター”
の発生だ。
「まん延防止等重点措置」が発令されてい
る首都圏では、すでに“路上飲み”が広がって
いる。
飲食店の営業が終わる夜8時以降、飲み足ら
ない若いビジネスマンや学生が、路上や公園
で酒盛りをしている。
都内の公園では、平日夜300~400人の
会社員が密集している状況だ。
店で飲めないとなったら、路上飲みに拍車が
かかってもおかしくない。
これから暖かくなるから、なおさらだ。
しかし、路上飲みも、リスクはゼロではない。
屋外でも会話をすると、飛沫は1・5メートル
先まで届くという。
しかも、急激に拡大している変異株の感染力は
ハンパじゃない。
県内のクラスター発生を発表した鳥取県の
平井伸治知事は、
「ウイルスがものすごく強くなっている。マスク
を着けないで会話しただけで感染する」と驚いて
いる。
路上飲みのリスクについて、昭和大学
医学部客員教授の二木芳人氏(臨床感染症学)
はこう言う。
「酒類を提供する店が休業となったら、路上
飲みも減るとは思います。心配なのは、屋外だ
と、つい警戒心が緩むことです。屋内と比べて
声が聞き取りにくいので大声になるケースも
あるでしょう。当然、アクリル板もありません。
しかも、いま猛威を振るっている変異株の感染力
はかなり強く、40代、50代でも重症化して
しまう。気をつけるべきです」
■「宅飲み」もキケン
路上飲みを抑えるために、東京都は
“路上飲み見回り隊”を出動させ、夜8時以降は、
イルミネーションやネオンを一斉に消灯させる
つもりだ。
ただ、路上飲みが無理となったら、GW期間中、
「家で飲もうぜ」と、数人で集まる「宅飲み」
が広がる可能性もある。
自宅だと換気が悪く、こちらはエアロゾル感染
の心配もある。
当たり前の日常を取り戻すために、政府は
大急ぎでワクチン接種を進めるべきだ。
【転載終了】
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三重変異株まで出現しており、アメリカの
研究者からは、“空気感染“するとの報告もあり、
コロナ禍がこれ以上長期化すれば企業体力も
持ちこたえられなくなる事も考えられます。
そうなると、心配なのがリストラです。
年齢関係なく早期退職を募集することになる
可能性も考えられます。
若者は、自分の首を絞めないよう自制をもとめ
たいものです。
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