大阪市職員1000人超が“掟破り会食”・・・

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■大阪市職員1000人超が“掟破り会食”

 市民への説得力はゼロ

 公開日:2021/04/26


 大阪市職員の1000人以上が

3月1日~4月4日の間に、5人以上あるいは

午後9時以降の闇会食――“掟破り”の事例が

200件以上も確認されたことが分かった。


 市内の飲食店は3月1日から午後9時までの

営業時間短縮を要請され、市民は4人までの

「マスク会食」を呼び掛けられていたのに、

対象となった約2万人の市職員のうち、

5%が従っていなかったことになる。


 市職員をめぐっては、3月26日に高齢施設課

の職員9人が市内の焼き肉店で送別会を開催し、

同日、河川・渡船管理事務所などの職員5人も

堺市内の居酒屋で会食。

そのうち計5人が新型コロナウイルスに感染した。

これを受け、松井一郎市長が職員に聞き取り調査

を指示していた。

5人の感染が判明した際、ある市職員はこう言って

いた。


■会費をムダにしたくない


 「昔から歓送迎会を含め宴会は多いです

ね。厚労省の送別会でも飲食代は親睦会費

で支払っていたようですが、公務員の多く

はイベントのために会費を積み立てていま

す。それを使い切らないといけないし、

ムダにしたくないというのもあるでしょう。

市から言われているのはあくまで要請で

あって、『絶対に行ったらアカン』って言わ

れているわけではありません」


 松井市長は「自粛をお願いしている立場の

人間がルールを守らないと説得力に欠ける。

府民、市民に申し訳ない」とアタマを下げて

いたが、まさにその通り。

市民に示しがつかない。


 大阪市中央区で、お好み焼き・鉄板焼き

「道頓堀 一明」を経営する原田正明社長(55)

は「そもそも感染防止のためですから、5人以上

でやったらアカンとかいう問題ではない」とこう

続ける。


 「こういうことが多過ぎてもう呆れるだけ。

厚労省職員、国会議員、市職員らは、率先し

て感染対策をやらなアカン立場です。飲食店

側は、市の職員に言われて感染防止をしてい

るのではなく、感染者を出さないために対策

を取っている。感染者が減らない限り売り

上げは戻りませんから、自分たちで防御する

気持ちが強い。市職員だって、本来なら市長

に言われなくても、自分たちが感染したら

医療体制が逼迫するという強い意識を持たな

いといけない。それを、誰かから言われたと

か、言う立場や言われる立場ではなく、自分

で考えてくださいよ、という話です。たまた

ま入れ替わりで5人以上になったとか、ほと

んどの時間は4人以下やったとか、そんな言い

訳をすること自体、感染防止について考えて

ないってこと。意識がないからルールを守れな

い」


 市職員の意識が低いのは、トップである

松井市長の責任でもある。


 大阪でこれだけ感染者があふれ、医療崩壊を起こ

しているというのに、この4月は、26日まで

「公務日程なし」が14日(うち平日6日)もある。


 このトップでは、職員に意識改革を求めるのは無理

な話か。


【転載終了】

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 感染が拡大するわけです。


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