バッハ会長来日延期の失礼千万!

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■バッハ会長来日延期の失礼千万!

 “選手ファースト”とは真逆

 公開日:2021/05/11


 7月23日の東京五輪の開会式まで

約3カ月と迫る中、大会トップが

新型コロナウイルスの感染拡大を理由に

開催都市(東京)のある日本の訪問を延期

した事実を、世界や五輪アスリートはどう

受け止めているのだろうか。


 今月17日の来日が見送られたIOC

(国際オリンピック委員会)のバッハ会長が、

改めて6月中にも来日する方向で調整して

いると報じられた。


 バッハ会長は当初、17日から2日間の日程

で来日し、広島の聖火リレー関連の式典に出席

した後、東京都内で東京五輪・パラリンピック

組織委の橋本聖子会長らと会談を予定。

しかし、東京や大阪などで緊急事態宣言の延長

が決まったため、日程を再調整したという。


■聖火リレーより医療現場の視察を


 だが、このバッハ会長の行動は、

よくよく考えれば出場予定の選手らにとっては

失礼極まりない話だ。

なぜなら、バッハ会長は来日延期にあたり、

今の日本は新型コロナの感染が深刻な状況に

あり、過去の大会のように問題なく競技を開催

できる状態にはないことを当然、理解したはず。

だからこそ、自身も来日を見送ったのだろう。


 そうであるならば、大会トップ、責任者の

やるべきことは、一刻も早い大会中止の判断

ではないのか。

「もう少し様子見しようかな」などと安易に

考え、結論を下すのが長引けば、

競技選手だってメンタル維持や体調管理など

の調整が難しくなる。

いわんや、「私は感染リスクがあるために来日

を見送るが、各国の選手は安心して参加して

ほしい」ではあまりに無責任で、まさに

“ぼったくり男爵”そのものだ。


 バッハ会長は来日するのであれば、

聖火リレーなどではなく、崩壊状態にある大阪

の医療現場の現状などを視察するべきだろう。

そして冷静になって、新型コロナ禍の今、

果たしてお祭り気分に浮かれている状況にあるか

どうかを認識した方がいい。


【転載終了】

*************************


 来日延期は、IOC会長自ら日本は

感染リスクが高いと言っているよう

なものですね。


 IOCが決断をこんなギリギリまで

引っ張ってはいけませんね。

アスリートが一番中途半端な状況で

調整が難しい時ではないですかね。


0コメント

  • 1000 / 1000