インド変異株拡大へ秒読み・・・?
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■インド変異株拡大へ秒読み・・・
連絡つかない入国者は1日300人
公開日:2021/05/11
インド変異株が日本を本格的に“襲来”する
のは時間の問題かもしれない。
政府の水際対策がまるで「お粗末」だからだ。
政府は10日からインド、ネパール、
パキスタンの3カ国からの入国に対し水際対策
を強化。
これまでは入国翌日以降の14日間の待機期間
のうち、入国後3日間は国が用意した宿泊施設
にとどめていたが、10日から6日間に延長。
3日目と6日目にPCR検査を行い、
陰性の場合は自宅などでの待機を認める。
すでにインド株は国内で21件確認されて
いる(4月27日時点)。
10日の参院予算委員会で、立憲民主党の蓮舫議員
は「水際対策が遅すぎる」と主張し、
インド株の市中感染のリスクを追及した。
厚労省によると、4月と5月の空港検疫で判明
した感染者は408人。
うち110人がインド、78人がネパール、
69人がパキスタンに滞在していた。
蓮舫氏は「4月に入国して感染が判明した人の
57%、5月は74%が3カ国(インド、ネパール、
パキスタン)から来ている」と指摘。
驚きなのは、入国後14日間の健康観察からすり
抜けた恐れがあったことだ。
政府は入国者にビデオ通話アプリや位置情報アプリ
のインストールを求め、健康観察に応じるよう義務
付けている。
しかし、連絡が4日間付かない入国者は1日当たり
「300人いる」(田村厚労相)というのだ。
3日間連絡が取れなかった場合、警備会社が直接、
自宅などの待機施設を訪問するが、1日に見回れ
るのは数件程度だという。
入国者を野放しにしかねない管理体制に、
蓮舫氏は「(インド株の)市中感染につながるの
では?」と突っ込んだが、
田村氏は「今、(見回りの)体制整備をしている」
と繰り返すのみ。
欧米はインドからの入国をいち早く制限し、
入国時は14日間の強制隔離を求めている。
第1波は春節に中国人観光客が押し寄せたこと
が起因となり、現在の第4波は昨年末に国内で
初めて確認された英国変異株が猛威を振るって
いる。いずれも、水際対策に失敗した結果だ。
国民はインド株の感染爆発に備えた方がいい。
【転載終了】
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所在がつかめていないのは心配ですね。
感染経路としては、航空機が一番可能性
がありますかね。
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