尾身会長を「飼い犬」と勘違い。

MONEY VOICE


【転載開始】


■尾身会長を「飼い犬」と勘違い。

 噛まれた政府関係者たちが一斉に吠えるワケ

 2021年6月8日


■一部政治家は、尾身先生を飼い犬くらい

 に思っている


 政府の「新型コロナウイルス感染症対策分科会」

の尾身茂会長の、東京五輪開催への懸念発言が

大きく取り上げられています。


 個人的に感じたのは、典型的な日本社会ある

あるだな……ということです。


 与党政治家の一部は、「飼い犬に噛まれた」

と思っているのではないでしょうか。


 このような政治家とか、コロナ対策以外でも

政府の諮問機関とか、企業の社外取締役や監査役

も似たようなものかもしれませんが、雇う側が

期待していることは明確です。


 「お手と言えばお手をしてきて、お座りもする。

だけど、博士号とか専門家の肩書きがある」そう

いうことです。


 それで、政府なり企業なり、自分たちのやりたい

ことに批判的な勢力を抑え込むために、

このような諮問機関とか顧問を利用するわけです。


 このような「先生」に求められるのは、ガチの

専門性・科学的な発言というよりも、政治的センス

とか、空気を読むことになります。

そのため、純粋な学者たちからはけっこう笑われ

たりしている場合もあるようです。


■まるで社外では通用しないサラリーマン?


 社外では通用しないサラリーマンと似ているの

ですが、政府委員・顧問みたいな人に意外と多く

います。


 社外で通用するスキルとか論文はなくても、

空気が読めて茶坊主的な能力はあるので、重用

されている「先生」というのは意外と多いもの

です。


 テレビのワイドショーやコメンテーターの中

にも見かけますが、番組ディレクターが求める

ことを語る、つまり空気を読む能力があるので、

重宝がられているのです。


■尾身茂会長の心境は?


 尾身茂会長の心境は、

「政府と心中はする気無し」と言ったところ

でしょうか。


 元々のご自身の医学会に、戻る場所はあるの

でしょう。

「政府の仕事がクビになってもいいや」と思って

いるから、最近のような、かなり振り切れた発言

になったのでしょう。


 しかし、飼い犬に絶対の忠誠を求める一部の

権力者のひと達にとっては、「憎さ極まれり」

という心境でしょうね。


 政治家だけではなく、企業経営者にも多いです

が、自分の部下とか関係者が少しでも異論を挟む

ようなことがあったら怒り狂ったりする、

所有欲・独占欲の強い人は結構いるものです。


 そういう意味では、現在の尾身先生のお仕事と

いうのは、かなり哀れでもあります。


【転載終了】

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 最たる政治家が「安倍晋三」ですね。


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