英国で感染再拡大・・・ワクチン先進国を襲うインド株の驚異!

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■英国で感染再拡大・・・

 ワクチン先進国を襲うインド株の驚異

 公開日:2021/06/09


 強いロックダウンと積極的なワクチン接種

によって、コロナ感染を抑え込んできた英国。

ところが、ロックダウン全面解除を目前に

雲行きが怪しくなっている。

流行の主流がインド株に置き換わり、第3波

が始まりつつあるのだ。


  ◇  ◇  ◇


 1日の感染者数が6万人を超える感染爆発

に見舞われた今年1月、英国は人口の8割弱

を占めるイングランドで原則自宅待機の強い

ロックダウンに踏み切った。

並行して、ワクチン接種を加速させ、

4月には新規感染者を一気に2000人程度に

まで減少させた。


 3月以降、徐々にロックダウンを緩和し、

今月21日には全面解除する予定だった。


 ところが、ジョンソン首相は2日、

全面解除について

「慎重に対応する必要がある」と

ロックダウンの延長をにおわせた。

インド株の蔓延で再拡大に見舞われている

からだ。


 足元の感染者数は5000人を超える。

政府の専門家委員会のグプタ教授

(ケンブリッジ大)はラジオ番組で

「すでに流行の第3波に入っており、新規

感染の少なくとも75%がインド株だ」と

語っている。


 深刻なのは、ワクチン接種が進んでいる

のに、感染が拡大していることだ。


 英国は国民の75%が1回目の接種を終え、

2回目も50%に達している。

ワクチン接種が進み、ロックダウンは継続中

なのに、インド株の流行を許してしまった

のだ。

それほどインド株は感染力が強いということ

だ。


 西武学園医学技術専門学校東京校校長

の中原英臣氏(感染症学)が言う。


 「コロナの集団免疫状態をつくるには、70%

のワクチン接種が必要とされており、英国は

及んでいません。しかし、これだけワクチン

接種が進んでいれば、ある程度感染抑制の効果

も出るはずです。それでも、インド株は英国株

の1.5倍の感染力があり、あっという間に蔓延

したと思われます。ワクチン先進国だったので、

この程度に抑えられていると見た方がいいで

しょう。ワクチン接種が進まない日本ではもっと

深刻な事態が起きてもおかしくありません」


■対岸の火事ではない


 日本では1回以上のワクチン接種は人口の

10%、2回接種は4%程度にとどまる。


 政府分科会の尾身茂会長は、1~2カ月で

英国株からインド株へと置き換わる見通しを

示している。

日刊ゲンダイの集計では、空港検疫を除く、

国内のインド株感染者は8日までに12都府県

100人を突破している。

東京、神奈川ではインド株によるクラスター

も発生している。


 尾身会長の試算では、ちょうど東京五輪が

開催される頃にインド株へ置き換わる。

英国のインド株蔓延は対岸の火事ではない。


【転載終了】

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 ワクチン接種で油断し、お酒を飲み

騒いだツケが回ってきたのでしょうか?


 これ、ワクチン接種が進んでいない

日本はもっと危険なのかも知れません。


 五輪強行開催でとんでもないことに

なるかも知れないですね。


 でも、オーストラリアの野球は辞退

なので、多分、合宿しているソフト

チームも帰国するのでは?


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