五輪に“感染爆発ピーク”直撃・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■五輪に“感染爆発ピーク”直撃・・・
ワクチン神話の崩壊、G7会場周辺
「2450%増」の凶報
公開日:2021/06/25
ワクチン先進国で感染再拡大が相次いで
いる。
16歳以上の8割が少なくとも1回目の接種
を終えたイスラエルでは21日、
1日の新規感染者数が約2カ月ぶりに100人
を突破。
同水準の接種率を誇る英国でも、約4カ月
ぶりに1日1万人を超えた。
ワクチン接種の“優等生”を蹂躙するのは、
感染力最強のインド株。
無策の果てに「ワクチン一本足打法」の菅政権
に東京五輪を感染爆発から守れるはずがない。
◇ ◇ ◇
英国はインド株による感染爆発がとりわけ
悲惨だ。
今年1月の6万人超から4月下旬には2000人
前後まで1日の新規感染を抑え込んだが、
先月下旬から急拡大。
約2カ月で5倍に膨れ上がった。
今月11~13日にG7サミットが開かれた
南西部コーンウォール地方では感染者が急増。
会場近くのセント・アイヴスでは、人口10万人
あたりの新規感染者が13日までの1週間で
前週比2450%も増えた。
英国内では「G7がウイルスをまき散らした」
との声が上がり、国際イベントがもたらす
感染リスクが顕在化した可能性が高い。
現地の惨状は五輪を控えた東京への「警報」だ。
英公衆衛生庁は新規感染の99%をインド株と
分析。
改めて、その破壊力を実感させられる。
医療ガバナンス研究所の上昌広理事長が
こう言う。
「英国が主に使用しているファイザー製ワク
チンは、インド株に対して感染予防効果が落ち
るとの指摘もある。英国の感染状況はその実証
例だと思います。ワクチン接種で後れを取る
日本でインド株がまん延すれば、英国より大き
な感染爆発に見舞われる恐れがあります」
世界各国で「神話」が崩れつつあるのに、
菅政権は相変わらずワクチン頼み。
「切り札」「感染予防効果が期待される」と
繰り返すが、2回接種を終えたのは総人口の
8.2%に過ぎない(22日時点)。
「安全・安心な五輪」を強調する割に、
インド株の脅威にはほぼ“丸腰”だ。
■昨年と同じ夏場流行の兆し
実際、都内のインド株の増え方は驚異的だ。
5月24日時点で5例だったのに、今月21日
には43例に急増。
約1カ月で8倍だ。五輪開幕までにはさらに
膨れ上がるに違いない。
その影響か、都内の23日の感染者は619人
に上り、前週同曜日より118人増加。
600人超は25日ぶりだ。直近7日間平均も
1日あたり422.7人に増え、前週比109.9%。
完全にリバウンド傾向だ。
さらに緊急事態宣言明けの人流増が再拡大
に拍車をかける。
東京駅や新宿駅、渋谷センター街周辺などは、
軒並み人出が増えている。
ワクチン神話の崩壊、インド株急増、
歯止めのかからない人流増――。
“3重苦”にあえぐ中、五輪を開けば感染爆発
からは逃れられない。
「昨年も今ぐらいの時期から第2波が襲い、
8月初旬にピークを迎えました。現在も昨年
と同じく、夏場の流行の兆しを見せているの
です。このまま感染拡大が続くと、五輪に
ピークを迎えるでしょう」(上昌広氏)
「安全・安心」の五輪開催なんて、土台ムリ
な話。
開幕前の宣言発令すら現実味を帯びてきた。
【転載終了】
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第五波は、いままでで一番高い波になる
かも知れないですね。
タイミング的にスポーツ最大のイベントが
あり、ワクチン接種が進んでない状況のなか、
海外から大勢のアスリートや関係者に入国し、
約300万人の国民などが流動することになる
次期です。
ましてや、変異をして米国が最強のウィルス
という“デルタプラス“の出現でワクチン効力が
半減する可能性もあります。
この国の経済に与える影響が心配ですね。
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