セルビア選手のコロナ陽性も政府は発表せず、TBSの取材で判明!
LITERA
【転載開始】
セルビア選手のコロナ陽性も政府は
発表せず、TBSの取材で判明!
エジプト、ガーナ、スリランカなどの
選手・関係者感染も隠蔽
2021.07.04
※抜粋。
■ウガンダの飛行機同乗者、フランスの
関係者、ガーナ、エジプトの選手や
コーチの感染も隠蔽
ご存じのとおり、海外選手団の入国を
めぐっては、6月19日に成田空港に到着
したウガンダ共和国の選手団9人のうち
1人がPCR検査で陽性だったことが
わかったが、残りの8人はPCR検査も
濃厚接触者の調査・判断もしないまま
事前合宿地の大阪府泉佐野市へ夜行の
貸し切りバスで移動し、その後、移動
した泉佐野市で1人が陽性と判明。
濃厚接触者の調査もせず、さらには
濃厚接触者の判断をどこがおこなうのか
を内閣官房と検疫を担う厚労省で
すり合わせもできていなかったことが
野党合同ヒアリングで露呈するなど、
東京五輪への不安はさらに増幅する
こととなった。
「万全の感染拡大防止対策」という
掛け声とは大きく食い違うドタバタを
繰り広げたばかりなのだから、来日した
選手団から陽性者が出た場合、すみやか
にその事実を公表し、どういった対応を
とるのかを明確に発表するべきだ。
ところが、「安全安心」と言い張るので
あれば当然おこなわれるべき当たり前の
対応がとられず、マスコミが関係者取材を
もとに報じてから、それを政府が認める
かたちとなったのだ。
この件ひとつとっても政府の隠蔽体質が
表れているが、実際これまでも、
政府も組織委も、東京五輪にかんする
「不都合な事実」を隠し、追及を受ける
までオープンにしようとしてこなかった。
たとえば、ウガンダ選手団に陽性者が
確認された問題では、7月1日になって、
じつは選手団と同じ飛行機の一般搭乗者
に陽性者が1人見つかっていたことが
わかった。
これは政府や組織委が強調する「バブル方式」
が来日前に弾けていることを示す重要な問題
だが、しかし、一般搭乗者に陽性者がいた
ことは政府や組織委が自ら発表したのではなく、
立憲民主党が厚労省に確認した上で明らかに
したものであり、同日の自民党外交部会でも
問題になっていたのだ。
さらに、6月28日になって政府は、
東京オリパラに関連して来日した選手や
関係者の陽性者について、ウガンダ選手団
の2人以外にも、2月以降、フランスの
大会関係者やエジプトのコーチ、ガーナの
選手、スリランカのスタッフ4人の感染が
確認されていたこと、そのなかには政府が
濃厚接触者の有無を把握できていない
ケースがあったことが明らかになった。
だが、これも政府が自ら公表したのではなく、
同日におこなわれた野党合同ヒアリングで、
野党側が事前に通告していた質問に対して
内閣官房のオリパラ推進本部事務局担当者
が答えたものだった。
■野党の追及がなければ、バブルの破綻も
大会関係者の感染も隠されたままになって
いた
「バブル方式」の実効性や空港検疫の
あり方に疑義が呈されるなか、これらの情報
は政府や組織委が率先してオープンにし、
どのような対応を今後とっていく方針なのか
を丁寧に説明すべき事柄だ。
にもかかわらず、自分たちから自発的に公表
しようとはけっしてせず、野党などから問い
ただされてから明らかにしているだけ。
逆にいえば、追及がなければ、これらの事実
は隠蔽されたままだったのだ。
感染拡大の最中に五輪をやろうという常軌
を逸した状況にありながら、その上、政府や
組織委の度し難い隠蔽体質。
こんな姿勢のまま大会が開催されれば、
開催期間中に重大な出来事が発生しても、
ひたすら押し隠されてしまうのではないか。
その懸念は今回の選手陽性判明をめぐる報道
により、いっそう高まったと言えるだろう。
(編集部)
【転載終了】
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先行で来ている関係者でさえ、これだけ
感染者が出るのだから、各国本体が来たら
どうなってしまうのか。
ましてや、待機期間免除などと信じられ
ない対応には呆れるばかりですね。
この国はどうなってしまうのだろうか・・・
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