“時の人”大谷ついに日本人最多32号!
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■“時の人”大谷ついに日本人最多32号!
エ軍60億円、スポンサー1000億円の
ウハウハ・・・五輪以上の宣伝効果か
公開日:2021/07/08
エンゼルスの大谷翔平(27)の注目度は
グラウンド外でもうなぎ上りだ。
8日(日本時間=以下同)のレッドソックス戦
に「2番・DH」で出場。
2-2と同点の五回、相手先発左腕ロドリゲス
から右翼スタンドに叩き込む32号ソロを放った。
飛距離132メートル、打球速度184キロの一発
で、ヤンキース・松井が2004年にマークした
1シーズン31本塁打を抜いて日本勢最多記録を
更新した。
大谷は、この打席で自打球を両足に当てて苦悶
の表情を浮かべた。
痛みに耐えながら、19年の19勝左腕を打ち崩し
た。
この日のエンゼルスは5-4で勝ち、大谷は
最終的に4打数2安打1打点、チームの2連勝
に貢献した。
前日のレッドソックス戦では「2番・投手」
で出場し、7回2失点で今季4勝目を挙げ、
日米通算50勝目を達成。
打者としても適時二塁打を放つなど、
1安打1打点をマークした。
リアル二刀流での活躍に、敵将のコーラ監督も
「アメージング。非現実的だ」と苦笑いを浮か
べるしかなかった。
両リーグトップの32本塁打を放ち、投手と
しても4勝。
年間10試合以上に登板し、30本塁打以上を
マークするのは史上初で、ベーブ・ルースの
記録を102年ぶりに更新したと話題になった。
14日午前に行われるオールスター(デンバー)
は投手と野手の両方で選出され、地上波の
テレビ朝日系列で、急きょ生中継を行うことを
決定。
米国内では米・映画批評サイトが毎年発表して
いる「世界で最もハンサムな顔100人」に
ノミネートされたことが話題になった。
全米の野球ファンが注目する球宴の舞台で
大暴れするようなら、日本はもちろん、
米国内でも大谷フィーバーが過熱すること
だろう。
そんな中、プロ野球阪神の優勝や上野動物園
の双子パンダ誕生など、数々の経済効果を算出
する関大名誉教授の宮本勝浩氏は、大谷の活躍
による2021年の日米における経済効果が
約240億1674万円に上ると試算した。
大谷が生み出す巨額の経済効果により、
エンゼルスは60億円規模の収入を得ることに
なりそうだ。
前出の宮本氏は、大谷の活躍によって1試合
につき、主催試合の観客動員が約3000人増え
ると想定。
年間で約24.3万人の増加が見込まれ、これに
観客のチケット代や球場での飲食代を加えると、
約22.8億円の増収となるという
(グッズ購入代は除く)。
■登板日は観客増
実際、大谷が登板した試合の観客動員はこの日
は約2.8万人。
6月18日は約3万人、同24日は平日の
デーゲームにもかかわらず、2万人強を動員する
など、他の試合と比べて多くのファンが球場に
足を運んでいる。
今週6日は日本のゲーム会社が企画し、先着順
で配布された“大谷枕”を求めるファンが球場
入り口に長蛇の列をつくるなど、今季最多の
約3.8万人が詰めかけた。
さらに、大谷グッズの売り上げ(約12億円)、
NHKがMLBに支払う放映権料
(30球団で分配された金額=約2.6億円)を
合わせた金額が14.6億円となった。
経済誌記者が言う。
「バックネット裏の『回転式広告』も大きな
収入源。エンゼルスタジアムの回転広告料は
半イニングで800万円程度といわれている。
大谷の打席時に広告を出す場合、大谷は7日
時点で年間658打席ペース。主催試合での打席
を半分の329打席とすると、約26億円が広告
収入となる。大谷の今季年俸は約3.3億円と
格安ですから、エンゼルスは笑いが止まりま
せん」
■株価が急上昇
スポンサーも「大谷効果」の恩恵にあずかって
いる。
大谷は現在、JAL、デサント、アシックスなど
6社とスポンサー契約を結び、三菱UFJ銀行、
東京西川のCMに出演している。
各社は二刀流の活躍によって宣伝効果が増すだけ
でなく、複数の企業では株価が急上昇しているの
だ。
中でも大谷へ用具、アパレル提供をしている
アシックス、デサントの伸びが凄まじい。
アシックスは5月中旬以降、デサントは6月以降
に株価が高騰。
開幕直前の3月31日と7月7日15時現在とを比較
すると、アシックスは1765円から約800円増の
2555円。
デサントも1882円から約1100円増の2972円。
時価総額は500億円以上増えた。
前出の宮本氏が言う。
「大谷選手の活躍だけが株価を押し上げる要因
にはならないが、開幕前と比べて株価が大きく
上がっているのを考慮すると、少なからず『大谷
効果』はあると言っていい。特にデサントは本塁打
を量産し始めた6月に急上昇しているわけです
から」
宮本氏は、大谷に対するスポンサー料を
1社2億円と推計。
「今年、契約更新を迎える企業もあり、最低でも
倍額となる1社4億円に跳ね上がるとみています」
(宮本氏)
■自動車、IT、重工業
スポーツファンでビジネス評論家の菅野宏三氏
も、「『大谷効果』は今後、ますます大きくなる」
と、こう続ける。
「日本の国内企業が大谷選手のもとに殺到する
でしょう。世界最高峰の舞台での活躍はインパク
ト抜群。ルックスはいいし、岩手県出身で素朴
かつ粘り強い印象でファンの好感度も高い。IOC
だけが潤う東京五輪のスポンサーよりも、よほど
広告効果があると思います。大谷は車の免許を
取ったそうだし、自動車メーカーは垂涎の的では
ないか。米国企業からのオファーもあるでしょう。
ニューヨークのヤンキースファンが『大谷、大谷』
と騒ぎ始めるなど、全米で注目が高まってきた。
韓国や台湾も大谷人気が上がっていますから、
『国内+アジア市場』を見据えて、グーグル、
アップルなどIT企業、バイデン政権のインフラ
投資政策によって恩恵を受けるIBMやキャタピラ
ーといったハイテク、重工業企業が触手を伸ばす
可能性があります」
今オフ、日米企業による大谷争奪戦が激しく
なりそうだ。
【転載終了】
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メジャーでも投手、バッターでモンスター級
の選手ですよね。
日本の誇りです。
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