開幕直前の小山田圭吾氏ドタバタ辞任劇・・・
日刊スポーツ
【転載開始】
■開幕直前の小山田圭吾氏ドタバタ辞任劇、
連鎖辞任恐れ続投も批判やまず一転
7/20(火)
東京五輪・パラリンピック組織委員会
は19日、開会式の制作メンバーの1人で、
作曲家として名を連ねる小山田圭吾氏(52)
の辞任を発表した。
過去に「いじめ告白」した件で、国内外から
批判が殺到していた。
小山田氏からの辞任の申し入れを受け入れた
形だが、組織委の任命責任は重く、五輪開幕
まで4日と迫る中でのドタバタ辞任劇は遅き
に失した。
◇ ◇ ◇
小山田氏の辞任が決まった19日夜、
組織委員会の武藤敏郎事務総長(78)が
緊急オンライン会見で経緯や今後の対応を
説明した。
楽曲制作担当は4人。
小山田氏は約4分間のオープニング曲を担当
していた。
武藤氏は「小山田氏が辞任されたので、担当
部分を使わないとチームから連絡があった。
その部分をどう対応するのか、対応を検討し
ているところだと思う」と明かした。
さらに、小山田氏はパラリンピック開会式も
担当する予定だったと明かした。
「今回の件(=障がい者いじめ告白)で、
当然パラからも手を引く」と、完全辞任を
表明した。
小山田氏が開会式の制作メンバーだと発表
されたのは14日。
直後から過去に音楽誌などで「いじめ告白」
していたと指摘され、国内外から
「適任ではないのでは」と猛批判を受けた。
小山田氏は16日に謝罪文をツイッターに掲載
したが、批判はやまなかった。
加藤勝信官房長官もこの日の会見で
「組織委で適切に対応を取ることが必要」と
組織委に対応を迫った。
事前にいじめ告白を把握できなかった部分に
ついて、中村英正開催統括は
「我々は反省しており(一時は続投という)
誤った判断をしてしまった。エグゼクティブ・
プロデューサーをはじめ、クリエイターチーム
も把握していたとは聞いておりません」と説明
した。
一方、ある大会関係者によると、組織委は
批判を受け、いったんは小山田氏を辞任させ
る方向で調整し始めていた。
映像チームのトップ級メンバーが
「小山田さんを降ろすなら、我々も降りる」
と辞任の構えを見せ、他のメンバーも後に
続いた。
開会式が成り立たなくなることを恐れた組織委
は一転、小山田氏続投の方針を固めたという。
任命責任を持つ組織委が自ら解任する考えは
なかったのか。
武藤氏は「最終責任は我々にある」とした上で
「(各所と)意見交換しておりましたが(辞任
したので)解任の議論は結局する必要がなく
なった」と説明した。
五輪開幕まで4日と迫る中での異例の事態。
小山田氏に全面的に責任を取らせる形で、
幕引きを図った形だ。
【転載終了】
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ただ、海外からも適任ではないと
の批判があり、使い続けるのも問題
になりそうですね。
日本は、安倍政権時代に国連人権委
から数多くの勧告を受けています。
日本国民の人権意識の低さも問われ
かねません。
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