ワクチン争奪戦再燃!
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■ワクチン争奪戦再燃!
3回接種をめぐるWHOvs欧州各国の
駆け引き、日本への影響は?
公開日:2021/08/06
新型コロナワクチンを3回接種する
「ブースター接種」をめぐって、
WHO(世界保健機関)と欧米諸国が対立して
いる。
■英、独、スウェーデンも「3回接種」へ
ブースター接種は、すでにイスラエルが
60歳以上の市民を対象に本格化している。
英、独、スウェーデンも実施する意向を表明。
欧米各国は一斉に「3回目」接種に動きはじ
めている。
各国がブースター接種を実施すると、ワクチン
が不足し、争奪戦になる可能性がある。
こうした動きに、WHOのテドロス事務局長
は4日、「少なくとも9月末までの一時停止」
を求めたが、アメリカのサキ大統領報道官は
「自制は間違った選択だ」と、WHOに反発
している。
先進国はなぜ、ブースターを強行しようとし
ているのか。
「インド由来のデルタ株の危険性が分かって
きたからです」とはハーバード大学院卒の
医学博士の左門新氏だ。
「たとえばファイザー製のワクチンはアルファ
株に対して93.7%の有効予防率ですが、デルタ株
には64~88%と数字が低い。デルタ株の実効再
生産数は5~9人と高い水準な上に、重症化率も
高いのです。そのためワクチン接種が進んだ米国
もここにきて、屋内や人が集まる場所でマスクを
つけるよう呼びかけています。この2、3カ月で
各国はデルタ株が本当に危険なものなのだと認識
を変えた。デルタ株に怯えてブースター接種に
前のめりになっているのです」
感染力が高いデルタ株には、2回のワクチン
接種では効果が弱い、という認識が広がっている。
実際、ワクチンの抗体が2回接種後でも6カ月
以降に減少し、予防効果が落ちるというデータ
が出てきているのだ。
■致死率35%の変異株出現の可能性
気になるのは最近、英国政府の緊急時科学助言
グループが発表した研究論文だ。
それによると、今後も高い確率で変異株が出現し、
致死率も上昇。中東呼吸器症候群(MERS)の
35%に匹敵する致死率に達する可能性もあると
いう。
最悪の場合、感染者の3人に1人が死亡する計算
だ。
「テドロス事務局長の主張も一理あります。
変異株はインドのような爆発的に感染が拡大
する場所に発生しやすい。つまり、この先も、
アフリカをはじめとした開発途上国に次々と
変異株が生まれ、強毒化する可能性があるの
です。先進国のブースター接種もけっこうで
すが、途上国の感染を抑え込むことも重要で
す」(左門新氏)
ワクチンの争奪戦が再び起こると、ただで
さえ接種が遅れている日本は、さらに遅れる
恐れがある。
【転載終了】
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個人的にも、左門新氏の意見に賛成
ですね。
先進国は、ワクチン接種が70%以上
進んでいますので、「密」をつくらず
マスク着用で対応すれば大方感染は防げ
ると思います。
ワクチン接種が遅れている国や後進国
にワクチンを送るべきでは?
日本は2018年までmーRNA開発をして
いたんですよね。
凍結を解凍すれば良いのではないんです
か?
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