国も東京都もなぜやらない・・・

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■福井県はステージ4でも「自宅療養させず」

 貫き体育館に臨時病床100床設置!

  国も東京都もなぜやらない

 公開日:2021/08/07


 新型コロナウイルスの感染爆発になす術も

ない政府や東京都は、入院のハードルを上げ

る姑息な手段に打って出た。

小池知事が「自宅病床」をブチ上げ、

田村厚労相は「医療は無尽蔵ではない」と

繰り返すが、病床確保に全力を傾注したの

か。

注目が集まっているのが福井県の臨時医療

施設だ。


 福井県は6日、独自の緊急事態宣言を

発令した。

直近1週間平均の新規感染者数は30人

(東京の人口換算で540人に相当)に上り、

病床使用率も50%を突破。


 両方とも最も深刻なステージ4

(爆発的感染拡大)を超えたためだ。


 福井では無症状者も含めて全陽性者を

病院や宿泊施設で受け入れてきた。

現在も「自宅療養させず」を貫いている。

県地域医療課の担当者が言う。


 「自宅療養では容体が急変しても直ち

に対応できない。感染判明後、すぐに

医師の診療を受ける体制も必要なため、

臨時施設を稼働させました。陽性者を

速やかに隔離すれば、感染拡大の防止

にもつながります」


 病床が逼迫する中、県は福井市内の

体育館に軽症者向け臨時病床を100床設置。

常駐する医師と看護師が対応に当たる。

6月に約5000万円の補正予算を組んで

感染拡大に備え、今月2日から受け入れ

可能となった。


 医療ガバナンス研究所の上昌広理事長

が言う。

「臨時病床設置は、他の感染拡大地域でも

取り入れるべきです。点在する自宅と異な

り、病床が集中していることから、効率よ

く治療ができます。政府は自宅療養を打ち

出す前に、体育館や展示会などのスペース

を転用した臨時病床を推進していくべきで

す。海外では活用されています」


 感染が急拡大しているタイでは、

首都バンコクのドンムアン国際空港に

段ボール製ベッド1800床を並べ、来週にも

臨時病床として活用する予定。

英国では今春、ロンドン五輪の会場でも使わ

れた「エクセル展覧会センター」に4000床

を設けて危機をしのいだ。

新型コロナの震源地とされる中国・武漢では、

1000床分の専用病院を10日間の突貫工事で

こしらえ、陽性者をすべて隔離して感染を

封じ込めた。


 海外では当たり前、やればできることが

“先進国”の首都でなぜ、できないのか。


【転載終了】

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 初動時のPCR検査もですが、現在の東京

は、陸のダイヤモンド・プリンセスと揶揄

される様に、海外は日本の感染対策の緩さ

を指摘しています。


 今回のお盆の帰省も五輪をやってしまって

いる手前、規制出来ないのでしょう。


 都も政府も、お願いだけで、なにもやって

ないと言う印象が強いですよね。


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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