八代弁護士らの共産党攻撃の根拠「公安調査庁」が“失笑”の報告書!

LITERA


【転載開始】


八代弁護士らの共産党攻撃の根拠「公安調査庁」

が“失笑”の報告書!

暴力活動の記載なく「コロナ政策提言で存在感」

とまるで共産党PR

2021.09.17 ※抜粋。


■公安調査庁「内外情勢の回顧と展望」

 2021年1月版の失笑ものの内容


 たとえば、最新版にあたる2021年1月の

「内外情勢の回顧と展望」を見てみよう。

共産党は、「国内情勢」を取り上げた章に

登場する。

ちなみに、国内情勢のトップバッターと

して取り上げられている団体はオウム真理教

で、つづいて過激派。

共産党はその次の3番目に登場し、最後の

4番目は「右翼団体など」となっている。


 一体どんなおどろおどろしい破壊活動が

書かれているのか、と共産党のページを開く

と、まず、タイトルにはこうあった。


 「コロナ禍での政策提言などを通じて存在感

のアピールに努めた共産党」


 え? 「暴力革命」とか「破壊活動」じゃなく

て「コロナ政策の提言で存在感をアピール」?

これって、むしろ政党として褒めてないか。


 いや、でも、本文にはさすがに何か破壊活動

を示唆するようなことを書いているはず、

と思って目を移すと、レポートはこう始まる。


 〈共産党は,1月,平成29年(2017年)以来

3年ぶりとなる「日本共産党第28回大会」を開催

した。大会では,安倍政権の一連の施策について,

「憲法と平和,暮らしと経済,民主主義と人権

などあらゆる分野で,戦後どの内閣もやってこな

かった史上最悪の暴政の連続だった」と批判した。

そして,この状況を打開するには,野党が政治的

立場の違いを乗り越えて結束し,政権交代を目指

すことが重要であると強調した上で,次期総選挙

に向け,「野党間で相互敬意をもって一致点で

団結し,連合政権をつくるために力を尽くす」

などと野党共闘の発展を訴えた。

大会には,「日本共産党第27回大会」

(平成29年〈2017年〉)に続き,他野党・会派

から来賓を迎え,挨拶の場を設けるなどして,

共闘の印象付けを図った。〉


 本文が始まっても「暴力革命」や「破壊活動」

に関係する記述はなかなか出てこず。

その代わりに書かれていたのが、安倍政権は

史上最悪の暴政の連続と批判し、その打開のため

に野党が一致団結しようと呼びかけた、という話

だった。

公安調査庁の解釈では、もしかしたらこれが

「破壊活動の前触れ」ということになるのだろう

か。さらに、レポートはこうつづく。


 〈また,大会では,「日本共産党第23回大会」

(平成16年〈2004年〉)以来となる綱領改定を

行い,従来から取り組んできたジェンダー平等

社会の実現を目指す旨新たに規定し,女性層に

寄り添う姿勢を明確にした。なお,中国につい

ては,尖閣諸島周辺海域における中国公船の領海

侵入など覇権主義的行動が深刻化していると指摘

した上で,「日本共産党第23回大会」で同国を

評価した部分を削除した。大会後,共産党は,

大会決定や改定綱領の下,令和4年(2022年)の

党設立100周年に向けて,党員数及び「しんぶん

赤旗」読者数を,大会開催時と比べて3割増とす

ることなどを目標に党勢拡大活動に力を注いだ。〉


■山本太郎が八代らの共産党攻撃に「確信犯」

 「政治の世界で反社って言ったら、自民党と維新」


 いずれにしても、これらの事実を見れば、

公安調査庁がいかにデタラメで、連中の言う

「破壊活動のおそれ」とやらが何の実態もない

でっち上げであることがよくわかってもらえた

はずだ。


 しかし、問題は安倍・菅政権になって、

リストラ対象になっていたはずのこの役所が

復活、その妄想と陰謀論丸出しのやり口をその

まま政権が利用するようになったことだ。


 まず、安倍政権時代の2016年3月にも

〈日本共産党は、現在においても、破壊活動防止法

に基づく調査対象団体である〉などとする答弁書

を閣議決定した。


 2016年というのは、2015年に安保法案が可決・

成立して以降、初の国政選挙である参院選がおこ

なわれたが、この参院選では、立憲主義に反する

安保法制強行成立への抵抗から野党共闘が始動し

ていた。

この閣議決定は明らかに、参院選をにらんで、

野党共闘潰しのために仕掛けられたものだった。


 そして、今年6月には、維新の鈴木宗男・

参院議員の質問主意書に答えるかたちで、

〈日本共産党は、現在においても、破壊活動防止法

に基づく調査対象団体である〉などという答弁を

閣議決定したのだが、これもやはり、今回の

衆院選対策で、野党共闘に揺さぶりをかけようと

したものだ。


 前述したように、かつての自民党にはまだ、

このインチキな公安調査庁のあり方を批判し、

整理しようという良識的な姿勢があった。

しかし、安倍・菅政権になって良識も倫理もなく

なった自民党政権は、フェイク公安機関を平気で

政敵叩きに利用し始めたのである。


 それは支持層も同じだ。

当の八代弁護士はもちろん、ネトウヨも公安調査庁

のインチキ丸出しの「共産党=暴力革命」という

決めつけに乗っかって、総選挙を前に、自民党擁護

と野党叩きを繰り広げているのだ。


 れいわ新選組の山本太郎代表が今回の八代発言

の共産党デマ攻撃の背景について、

「まともな仕事をされている共産党に対して、

ジャマな存在だということをああいう形で嫌がら

せするっていうのは、ちょっと確信犯に近いだろ

うなと思います」

「だって今、政治の世界のなかで反社って言ったら、

自民党と維新でしょ」と喝破していたが、この連中

にそのまま権力を握らせていたら、それこそ、

秘密警察による謀略支配はさらにエスカレートして

いくだろう。

(編集部)


【転載終了】

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 公安でないとすると、内調の情報

からかも知れないですね。


 八代氏も発言には気をつけないと、

官房機密費をもらっていると疑われ

かねないですよ。

それに、弁護士活動にも支障がでる

可能性も。

信用出来ないですからね。


LC=相棒's のじじ~放談!

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