自ら戦略パーに?安倍前首相の“高市応援暴走”が招く・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■自ら戦略パーに?
安倍前首相の“高市応援暴走”が招く
「2位岸田・3位高市」連合破綻の誤算
公開日:2021/09/23
29日の投票日まであと1週間となった
自民党総裁選。
「世論人気の高い河野太郎ワクチン担当相
と議員票に強い岸田文雄前政調会長による
決選投票になる」という当初の予想が
ここへきて変わってきた。
安倍前首相のモーレツな支援もあり、
高市早苗前総務相が急激に票を伸ばして
きているというのだ。
高市氏2位、岸田氏3位の可能性もあり
得る情勢だ。
◇ ◇ ◇
実際、報道機関の最新の世論調査や
党員・党友調査では、高市氏の岸田氏猛追
が顕著で、特に毎日新聞では
「誰に自民党総裁になって欲しいか」の
トップは河野氏(43%)だが、
2位は高市氏(15%)、
3位が岸田氏(13%)だった。
自民党支持層に限ると、高市氏(25%)、
岸田氏(14%)とさらに差が開いた。
「ネット広告やハガキ配布など、高市陣営
の物量作戦はものすごい。タカ派の高市さん
の得票結果は、自民党内の右傾化の指標であ
ると同時に、安倍さんがどれだけ力を持って
いるかを誇示することにもつながる。それで
安倍さんは必死なのでしょうが、やりすぎる
と、本当に高市さんが岸田さんを追い抜いて
しまいかねない」(永田町関係者)
今回の総裁選における安倍前首相の“戦略”は、
「岸田・高市の両氏で『2位3位連合』を組み、
決選投票で岸田氏が河野氏を下して勝利する」
というもの。
この戦略で盟友の麻生財務相や岸田氏陣営と、
水面下でタッグを組んでいたはずだった。
ところが、頼みの細田派は幹部連中の動きが
鈍く、高市氏の支持を広げるため、安倍前首相
が公に「全面支援」を表明。
これに保守系の“岩盤支持者”が呼応すると、
安倍前首相はツイッターに高市氏との
ツーショットポスターを投稿するなど応援が
エスカレートしている。
■決選投票で河野氏勝利も
しかし、である。開票の結果、もし高市氏
が岸田氏を本当に抜いて2位になり、
「河野vs高市」の決選投票になったとしても、
「2位3位連合」は成立するのだろうか。
「岸田支持の議員票が高市さんに流れるこ
とは、ほぼ100%ありませんよ。保守本流の
ハト派が宏池会(岸田派)の源流。ウルトラ
タカ派の高市さんや彼女の支持層とは思想が
違いすぎる。『河野vs高市』なら河野さんが
勝つ。それは安倍さんも分かっているはずな
のですが・・・。岸田派も細田派も困惑していま
す」(岸田派関係者)
暴走・安倍前首相が火をつけた党員票の
炎は、勢いがつきすぎれば消せなくなる。
河野総裁誕生なら安倍前首相にとって
大誤算だ。
【転載終了】
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誰がなっても大きな変化はないので、
誰でもいいという感じですよね。
“モリカケ“を再捜査するとも思えま
せんから。
金太郎飴には、期待は出来ません。
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