誰が自民党総裁になっても沈みゆく日本・・・
日本外交と政治の正体
【転載開始】
■誰が自民党総裁になっても沈みゆく日本・・・
平均賃金が韓国を下回る厳しい現実
公開日:2021/10/01
菅首相の後継を選ぶ自民党総裁選が
29日投開票され、決選投票の結果、
岸田前政調会長が河野規制改革担当相
を破り、第27代総裁に選出された。
総裁選前、私は次のようなツイート
をした。
<ある元官僚:終わったよ。岸田になろう
が高市になろうがどちらでもいい。河野には
ならない。もう変革はないよ。一寸手術しよ
うかと思ったが又腹を縫い合わせた。そんな
とこだな。米国支配―それを受け取る安倍等。
これで行くという事だよ。>
このツイートは数日間で3092件の「いいね」
と、1460件の「リツイート」があった。
高い反応である。
この時期、ある外国ジャーナリストらと
会った。
彼らが
「次の自民党総裁は河野さんでしょう」
と話したことに対し、
私は「多分そうならない」と答えると、
びっくりして不満げにこう漏らした。
「だって、河野さんは一般国民の間でも、
自民党支持者の中でも候補者の中で一番の
支持を集めているではないですか」
そこで私は丁寧にこう説明した。
「自民党総裁選挙の1回目は、自民党
国会議員とそれと同数の党員票で実施す
る。ここでは誰も過半数を取れない。
それで決選投票になる。その際、河野氏
と争うのが岸田氏になろうと高市氏にな
ろうと、安倍・麻生氏の影響下にある岸田
・高市氏支持者は合体して多数となり
河野氏を破る」
この図式を覆すのは、自民党の若手が
派閥支配から脱して自主投票すること
だったが、私は実現しないとみていた。
結果として、自民党は、国民はもちろん、
自民党支持者内で期待も、評価もされない
人が総裁に就いた。
政策は安倍前首相時代の延長となるだろう。
日本国民は、安倍首相時代に経済はうま
くいったと思っているが、国際的に見ると、
どんどん地盤沈下している。
「エコノミスト」(10月5日号)の
表紙は「安い日本」だ。
中身は「OECDによると、20年に日本の
平均賃金は3万8514ドルで、OECD加盟
35カ国中22位と、同4万1960ドルで、
19位だった韓国を下回った」と報じている。
日本の右翼系の人々は韓国をバカにして
いるが、日本の平均賃金は韓国の平均賃金
の下なのである。
これは「フェイクニュース」ではない。
OECDの報告である。
岸田新総裁や高市氏は「軍備」「軍備」
と騒いでいたが、没落する日本経済の立て
直しにどのような実効性ある政策を持って
いるのだろうか。
【転載終了】
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>ある外国ジャーナリストらと会った。
彼らが
「次の自民党総裁は河野さんでしょう」
と話したことに対し、
私は「多分そうならない」と答えると、
びっくりして不満げにこう漏らした。
>「だって、河野さんは一般国民の間で
も、自民党支持者の中でも候補者の中で
一番の支持を集めているではないですか」
これが世界の常識であり、
“日本の常識は世界の非常識“といわれる
所以ですね。
日本人は何を考えているかわからない
といわれますが、同胞の我々でも分から
ないのですから、不思議ではないですね。
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