小沢一郎氏「野党には非常に厳しい選挙」!
10.31衆院選 野党「戦いの方程式」
【転載開始】
■立憲民主党・小沢一郎氏
「野党には非常に厳しい選挙」
東京8区のドタバタにも苦言呈す
公開日:2021/10/14
「非常に厳しいね、野党は。1年前
から敵失の風がそよそよと吹いていた
けれど、悪いことは全部、菅前首相に
押しつけた。自民党というのは、それ
ぐらい権力に執着しているということ。
岸田首相はソフトで悪い人じゃない、
というイメージを与える。日本人は
そういう人が好きなんだよ」
再びの政権交代の実現を訴え続けて
きた小沢一郎氏だが、いきなり「厳しい」
の一言から始まった。
通常、選挙の直前になれば、
野党の政党支持率は上がるもの。
ところが、自民党が40%近い支持が
あるのに対し、野党第1党の立憲民主党
は相変わらずの1ケタだ。
「むしろ自民党の支持率が上がって、
与野党の差がどんどん広がっている。
野党として発信が足りないからだろう。
自民党は今は『分配』と言っているけれ
ど、小泉政権からの弱肉強食の考え方は
変わっていない。一方、野党は『国民の
生活が第一』『命と暮らしを守る』『富
の公平な配分』が政治の役割であると
いう政党。政治の基本原理を異にしてい
るのだから、両者は根本的に対立する。
そこを明確に打ち出さないから、国民が
『野党って何をするの?』となってしま
う」
■「何が何でも政権、という執着が必要」
野党への支持が高まらないもう一つの
理由として、小沢氏は“体質”の問題に言及
した。
「何が何でも政権という執着がないから、
『万年野党でいい』という雰囲気を醸し出
してしまう。それでは国民はバカバカしく
て野党に投票しない。現在のポジションを
維持できればいいというだけならば、そん
な政党は解散してしまえ、と国民が思って
いるから、支持が上がらないのだろう」
野党共闘のための統一候補の調整も最終盤
になってモタモタしている。
象徴的なのは、東京8区で統一候補を目指
した「れいわ新選組」の山本太郎代表が、
立憲の地元支持者の反発が強すぎて、出馬を
断念した一件だ。
「(枝野代表が)決断と責任をもっと発揮
しないといけない。誰かが憎まれ役をしなけ
れば、物事は進まない。みんなが八方美人で
は、物事は決まらない。『俺が責任を取る』
と言える人が必要なんだ」
厳しい戦いでは個々の候補者の力が試され
る。
小沢氏は先週末(9日)、沖縄・石垣島に
出向くなど、応援依頼に応えて、選挙期間中
も全国を回るという。
最後にこう言った。
「当然、政権交代を目指して選挙に臨むの
だけれど、少しまだ、道遠しの感はある」
【転載終了】
***********************
立憲民主党は、支持率低迷が続いて
いるのだから、代表を変えるしかない
のになにもしない。
だから、国民は野党を評価しない。
0コメント