岸田首相が“安倍外し”着々 ・・・

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■岸田首相が“安倍外し”着々

 麻生氏&茂木氏に急接近で政権の

 後ろ盾は「3A→AM」に

 公開日:2021/11/24


 岸田首相と麻生副総裁の“接近”が

話題だ。


 22日、岸田首相と麻生副総裁は国会

近くのホテルでランチを共にした。

茂木幹事長と松野官房長官も同席。

12月召集の臨時国会への対応などに

ついて話し合ったという。


 このランチ会が注目を集めたのは、

岸田首相が前週にも2回、党本部に

出向いて麻生、茂木の両氏と面会した

ばかりだからだ。

やけに会う頻度が高い。


 「ランチ会談も岸田総理が呼びかけた。

官邸1強の『政高党低』から、党と緊密に

連携する『政高党高』への転換を目指す

総理は、麻生副総裁、茂木幹事長との会談

を定例化するとみられます。政権の後ろ盾

が安倍・麻生・甘利の『3A』から麻生・

茂木の『AM』に移ったということです」

(官邸関係者)


 甘利前幹事長は失脚し、党の役職に就い

ていない安倍元首相も出番がない。

自民党内の権力構造が大きく変わりつつ

ある。


 最大派閥「清和政策研究会」の会長に

なった安倍元首相が政権中枢からはずれ、

第2派閥の「志公会」を率いる麻生氏と、

第3派閥「平成研究会」の会長に内定して

いる茂木氏が、第5派閥「宏池会」出身の

岸田首相を支える構図だ。


■派閥会長就任もアダに


 もともと宏池会から分かれた麻生氏は、

源流を同じくする岸田派と合流する

「大宏池会」構想を練っていた。

茂木氏の平成研は、かつての最大派閥

「経世会」が前身で、自由党吉田茂派を

起源に持つ。

麻氏生が茂木氏を気に入っていることも

あり、手を組みやすい相手だ。


 「2000年代の森元首相、小泉元首相

から安倍元首相に至るまで、清和会支配

が長く続き過ぎた。その結果、日本の

国力は衰えてしまった。岸田首相は宏池会

ー経世会が主導した保守本流政治に戻し

たいという思いがあるのでしょう。首相

になっても岸田派会長のままでいるのは、

その意思の表れに見える。構想に乗った

麻生氏が安倍氏を見限れば、清和会は昔

の傍流に逆戻りです」(自民党関係者)


 来夏の参院選を乗り切れば、その後

3年間は国政選挙がない。

3年後の総裁選まで岸田政権が続けば、

安倍氏は完全に力を失うだろう。

派閥会長に就任したことも、かえって

足かせになりかねない。


 「いくら最大派閥といっても、孤立して

いたら影響力は限定的。安倍会長がトップ

に居座っている限り、安倍派から総裁候補

は出てこないし、高市政調会長を推すにし

ても岸田・麻生・茂木の派閥連合に数の力

でかないません。麻生、茂木両氏に接近し

て“安倍はずし”を仕掛けた岸田首相は、なか

なかの策士です」(安倍派事情通)


 キングメーカーとして君臨するつもり

だったのに、もくろみが狂い、やる気をなく

した安倍氏が、また派閥会合をドタキャン

しなければいいが・・・。


【転載終了】

***********************


 取りあえず、安倍外しだとすれば、

歓迎すべき事ですかね。


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

0コメント

  • 1000 / 1000