加計の学部新設、文科省未認可のまま今治市が133億円助成・・・

田中龍作ジャーナル。


【転載開始】


■総理主導のカツアゲに住民が差止め請求 「土地とカネ奪うな」


 今治市民たちが、きょう、カツアゲの被害届を提出した。

加害者は加計学園と内閣府。

加計孝太郎理事長が安倍首相の「腹心の友」であるなら、

内閣府は腹心そのものである。

悪党の元締めは安倍晋三ということか。


 被害届の提出先は今治市監査委員会。

被害届とは住民監査請求だ。市民(今治加計問題を考える会)が

今治市に対して求めたのは以下2点である ―

・加計学園に対する「市有地の無償譲渡」と

「上物(校舎など)建設費用の補助金提供」を差し止めよ。

・今治市は市が被った損害を菅良二市長に請求せよ。

 

請求の理由はこうだ―


 文科省が加計学園獣医学部の設置を認可するか否かを審議中で

あるにもかかわらず、今治市は37億円(簿価)の市有地を無償譲渡し、

上物(校舎など)建設費用(192億円)の半分(96億円)を負担することを

決定した。


 文科省の学部認可権限をないがしろにするなど法令的な手続きを

無視したものである。

これは地方自治法第2条、第15条に定める「自治体は法令に反して

事務を処理してはならない」に違反する。

 加計学園は違法な無償譲渡契約によって入手した大学キャンパス用地で

すでに建設工事に入っているが、文科省の認可が下りなかった場合は、

更地にして返還しなければならない。

 この際に発生する諸々の損害額を、今治市は菅良二市長に

損害賠償請求する。

 「今治加計問題を考える会」の黒川敦彦氏は監査請求書を提出する際、

監査委員に対して次のように話した ―

 「今治市民が不審だと思う状態で大学(加計学園)が建設されてしまうと

取り返しのつかないことになる。できれば(市役所と住民が)一緒になって

着地するプロセスを作って行きたい。真相の究明をよろしくお願い致します」。


【転載終了】


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 今治市の大量の書類が民進党やマスコミに流れているようです。

情報公開法に基づく資料だが、全て黒塗りになっている。

いわゆる「ノリ弁」だが、なぜ黒塗りなのか。なぜ隠すのか。

それは内閣府に迷惑をかけると今治市が判断したからだといわれています。


 文科省が認可しなければ開学は難しいでしょうから、

今治市長は厳しい立場に立たされそうですね。


 因みに、同じような誘致で財政に影響した自治体があります。

千葉県銚子市ですが、第二の夕張が懸念されています。

発端となったのが、今回の今治と同様に、加計学園・千葉科学大学です。


 銚子市の一般会計予算は241億円(2016年度)。

財政規模の3分の1を大学誘致に充てたのである。

元財政当局者が「第2の夕張」を危惧する理由だ。

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