安倍官邸、疑惑追及の女性記者の身辺調査を指示・・・
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【転載開始】
■安倍官邸、疑惑追及の女性記者の身辺調査を指示
印象操作企む 6/23(金)
危機管理の失敗は菅義偉官房長官(68)の
「ホーム」でも露呈した。
いつもは気心知れた番記者ばかりが集う定例会見に、
突如、「アウェイ」の社会部記者が参戦。
容赦なく責め立てられ、堪忍袋の緒が切れた長官は、
また強権的な「反撃」に乗り出したという。
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バトルは、再調査の発表前日に当たる8日午前の会見で
勃発した。
「官房長官会見では見かけない女性記者から、
前川喜平前文科事務次官の出会い系バー通いに
ついて質問が飛びました」
と、菅長官の番記者。
「なぜ官邸は事前に把握できていたのか、全省庁の次官の
行動確認をしているのか、この件を報じた読売新聞と連携
しているのかという内容です。菅さんはムッとしながら
“今言われていることは、失礼な話だと思います”と答えていた」
しかし、なおもその舌鋒鋭い追及は続き、
「文科省の役人がリークしたとされる文書について、政府が
文書の存在を認めて公開するか第三者の調査を行うよう、
畳みかけるように何度も求めたのです。その度に“文科省が
調査の必要はないと判断した”と繰り返す菅さんを見かねて、
スタッフが“同趣旨の質問の繰り返しはお控えください”と
注意する場面もありました」(同)
終わってみれば、全体の半分程の20分弱が彼女の質問に
費やされ、菅長官の顔には「辟易」の二文字が刻まれていた
のだった。
■赤ワイン
この勇ましい女性の正体は、2004年に日本歯科医師連盟の
闇献金疑惑をスクープしたことで名を上げた、
東京新聞社会部の美貌のエース記者。
東京新聞の同僚が言う。
「彼女は駆け出しの頃に横浜支局で神奈川県警の担当をしていた
のですが、当時の刑事部長が所轄の全刑事課長を集めた会議で、
“気を付けろ”とクギを刺したくらい、食い込み方が凄かった。その後、
東京本社で裁判所や地検を担当し、今は加計問題の取材班に
入っています」
その後の会見でもヤリ手の女性記者に「ホーム」を
荒らされ続けた菅長官は、怒り心頭。
密かに前川前次官の時と同様の「印象操作」まで企んでいるのだ。
官邸関係者の話。
「菅さんが官邸スタッフに、警察組織を使って彼女の身辺調査を
するよう命じました。というのも、以前から法務省関係者や警察官
などに赤ワインを贈ることで食い込んでいるという噂があったので、
そのネタ元をリストアップしろという指示です。さらに、取材用の
ハイヤーをプライベートで使っていたことはなかったかということまで
調査対象になっている」
一記者といえども、歯向かう者はとことん潰そうとするとは、
空恐ろしい。
当の女性記者に話を聞くと、
「前川さんと同じことが自分にあったら、怖いなぁとは思って
いましたけど。贈り物なんてしてません」
なり振り構わない「強権政治」によって、
今では自分が「完全アウェイ」にいることに、お気づきか。
特集「『結婚30周年』記念日の夜に主治医が私邸に駆け付けた!
『安倍総理』深更の重大変調」より
「週刊新潮」2017年6月22日号 掲載
新潮社
【転載終了】
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失態続きの菅官房長官ですが、
怒りに任せてやると、逆に足元をすくわれます。
菅氏は市会議員上がりですが、
形勢が悪くなると弱さを露呈するような感じですね。
今回の身辺調査の件さえ漏れてしまっているのですから。
記者クラブのリーク記事しか書けない政治記者が、
官邸への忖度で、東京新聞に抗議をしたそうです。
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