安倍元首相「ポスト岸田」に茂木幹事長推しの真意・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■安倍元首相「ポスト岸田」に茂木幹事長推し
の真意 異例の“嫉妬”発言に続きさらに過激に
公開日:2021/12/20
「嫉妬はしていない」──。
先週、飛び出した安倍元首相の“嫉妬発言”
に政界がザワついている。
■焦りの裏返し
19日配信された時事通信のインタビュー
では、茂木幹事長を“ポスト岸田”の有力
候補の1人としている。
どちらの安倍発言も、岸田政権の
“コアメンバー”から外された焦りの裏返し
とみられている。
安倍元首相の“嫉妬発言”があったのは、
13日に出演したBS日テレの番組。
岸田首相が麻生副総裁と茂木幹事長との
関係を重視していることについて、
「それで嫉妬するわけではない。私も茂木
さん、あるいは麻生さんと信頼関係はある」
と、強気を装ってみせた。
しかし、総理まで務めた政治家が“嫉妬”と
口にするのは異例のことだ。
実際、安倍元首相が嫉妬するほど
岸田─麻生─茂木の3人が、急速に関係を
深めているのは間違いない。
3人で定期的に会合も開いている。
実質、岸田派(42人)─麻生派(53人)
─茂木派(53人)の3派閥が、岸田政権の
主流派となっている。
安倍元首相はこの3派体制に相当な危機感
を抱いているという。
「いま岸田さんが一番、気を使っている
のが麻生さんです。53人の麻生派が本気で
支えてくれれば、政権は揺るがないが、もし
半身になられると政権はグラついてしまう。
2番目が茂木さんでしょう。岸田派─麻生派
─茂木派の3派閥が結束していれば強いと
考えているようです。岸田さんにとって安倍
さんは3番目です。もちろん、安倍さんと
ケンカする気もないし、敵に回すつもりもな
い。ただ優先順位が低いというだけです。
でも、95人という最大派閥を率いる安倍さん
は、コアメンバーから外されていることが
我慢ならないのでしょう」(政権関係者)
■“ポスト岸田”の有力候補は茂木幹事長と
林外相
安倍元首相が焦りを募らせているのは、
キングメーカーとしての立場も失う恐れが
強いことだという。
「岸田派─麻生派─茂木派の結束が固ま
ると、政権運営の主導権を握られるだけで
なく、“ポスト岸田”選びでも、安倍さんは
後れを取る可能性があります。いま“ポスト
岸田”の有力候補とみられているのは、茂木
幹事長と林外相です。このままでは茂木擁立
も林擁立も、3派閥主導で行われる可能性が
高い。恐らく安倍さんは、茂木派を自分の
陣営に引き入れたいのでしょう。時事通信
のインタビューで、茂木さんを“ポスト岸田”
の有力候補としたのは、秋波を送ったつもり
なのではないか」(自民党関係者)
焦りを募らせているだけに、この先、安倍
元首相の発言は、さらに過激になっていきそ
うだ。
【転載終了】
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総理を2度もやったのですから、アメリカ
のように、すっぱりと政界を引退すれば
醜態をさらさないで済むんですがね。
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