悪評ふんぷん「アベノマスク」の深すぎる闇・・・

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■悪評ふんぷん「アベノマスク」の

 深すぎる闇・・・検品に税金ジャブジャブ

 「不良品15%」の意味不明

 公開日:2021/12/21


 使い物にならない不良品に多額の保管料

と検品料……。

国民の税金を何だと思っているのか。


 岸田文雄首相は21日の参院本会議で、

安倍政権時代に新型コロナウイルス対策と

して配布された布マスク「アベノマスク」

が大量に在庫となっている問題に触れ、

厚労省の検品で「約15%が不良品だった」

と明らかにした。


 立憲民主党の杉尾秀哉議員に対する答弁

で、岸田首相はさらに、厚労省や納入事業者

の検品費用などとして新たに計20億9200万円

を要したと説明した。


 総事業費500億円を投じた「アベノマスク」

をめぐっては、今年3月時点で約115億円分

のマスクが倉庫に保管されていたことが判明。

保管料として年間約9億円かかることが問題視

されている。

政府は介護施設や保育所などへ配布を始め、

在庫を減らそうとしてはいるものの、

なかなか進んでいない状況だ。


■「不自然なカネの流れはないのか」


 それにしても、国の調達事業で、それも

「医療・衛生品」のマスクに1割を超える

不良品が見つかったとは驚きではないか。

さらに言えば、検品は通常、納品業者側が行う

ものだろう。

なぜ、国側が税金を使って検品するのかも

分からない。


 福田赳夫元首相の秘書を務めた中原義正氏

もこう言う。

「不良品の保管や検品費用として、国がなぜ

多額の税金を投じる必要があるのか。不良品

なのだから、本来は納品業者に損害賠償を

請求するのが筋だろう。まるで、盗人に追い

銭のような話ではないか。『アベノマスク』

の問題は、マスク自体が使えないということ

以上に、誰が、いつ、どのように判断して

受注業者を決めたのか。不自然なカネの流れ

はないのかを精査する必要がある。まだまだ

何か隠されていることがあるのではないか」


 「アベノマスクの闇」は深い。


【転載終了】

***********************


 安倍政権の8年間は完全にロスですね。


0コメント

  • 1000 / 1000