産経新聞OBが驚きの社内事情を証言!
RITERA
【転載開始】
■産経新聞OBが驚きの社内事情を証言!
「本物の右翼はいない」「幹部は商売右翼」
「東京新聞に記者が大量移籍」より抜粋。
周知のとおり、加計学園問題では安倍首相や
政府の虚偽答弁、トンデモな言い訳が次々と
露見したが、同時に各マスコミの“政権御用度”
を国民が知るリトマス紙にもなった。
周知のとおり、読売新聞は例の“出会い系バー
報道”で官邸の謀略に丸乗りした様を満天下に
知らしめたが、もうひとつ、忘れてはならないのは
産経新聞だ。
たとえば、この間も、産経は安倍政権と加計学園
の問題を追及するどころか、疑惑を追及している
野党やメディアを批判することに血道をあげ、
政権擁護のためにネトウヨがつくりだした
フェイクニュースをそのまま拡散する、なんてこと
までやってきた。
“安倍御用記者三羽烏”のひとり、阿比留瑠比論説
委員兼政治部編集委員に至っては、コラムで
〈テレビのワイドショーや左派系新聞を主な情報源
としている人は丸め込めても、今後、そうした人は
少なくなろう。
すでにインターネット上では、メディアの偏向報道と
印象操作は周知の事実だからである〉(7月24日付)
と書き散らすなど、有象無象のネトウヨと同一化
している始末だ。
そんななか最近、この安倍応援団新聞の内幕を
検証する『検証 産経新聞報道』(「週刊金曜日」編)
という本が発売された。
・・・・・
■幹部は商売右翼、新入社員には朝・毎を落ちて
仕方なく…
まず、素朴気になるのが、なぜ、産経には他の
全国紙・ブロック紙ではほとんど見られない
“ユニークすぎる極右記事”が並ぶのかということ。
さぞかし、社内はネトウヨだらけなのかと思いきや、
本気の右翼思想をもっている人はあまりいない
らしい。
まず、松沢氏が「『産経』の社員が、みんな右翼
かというと、そんな人はほとんどいません」と切り
出すと、OBのA氏も幹部批判をしながら、こう語った。
「取締役会に出たことのある人の話なんですけど、
「『産経』の取締役は本当にひどい。どうしようもない
奴らばかりだ。こんな無能な連中が取締役でいて、
いい会社になるわけがない」とこぼしていました。
幹部は思想的にも普通の人だったと思うんですけど、
メディアにおける『産経』の位置づけからして、「商売
右翼」でしか生きられないんですよね。幹部も社員も
右翼的な思想とは全く無縁といって差し支えないと
思います。『産経』で経営者になったり、局長になる
人は、そういう風に自らをしつけるというか、振る舞う
ほかないのかもしれません。左翼はあんまりいない
でしょうけど、ホンモノの右翼もほとんどいません」
他紙に比べてシェアが低い産経が生き残りのため
に、右派読者にターゲットを絞ってどんどん極端に
なっているという話はよく聞くが、このOBによると、
幹部もただの「商売右翼」らしいのだ。
一方、産経新聞に入ってくる新入社員たちの
実態、メンタリティを明かすのは、同じくグループ
OBのB氏だ。
「そもそもどういう人が入ってくるかというと、
「朝・毎・読」(『朝日新聞』『毎日新聞』『読売新聞』
の略)とNHKの試験を落ちた人が『産経』を受けて、
それぞれおさまっていきます。そういう意味では、
東京本社の記者はかなりコンプレックスが強いです。
学歴的にも華々しい人はあまりいませんし。学校の
成績も入社試験の成績もイマイチだった人が入って
きます。そして、東京本社の記者は自分の紙面を
恥じている人が多い。本当は『朝日』に行って、
カッコ良く社会批判の記事でも書きたかったんだけど、
そうは問屋が卸さなかった。仕方なく『産経』に入り、
「ジャーナリストになりたいという夢」は一応、表面的
に満たしてくれるので、そこで言われたことをやると
いう人がほとんどでした。世間の評価は特に『産経』
東京本社は低いですし、「自分は、こういう記事を
書きたいんだ」という志のある人はあまりいません
でした。入社のときにジャーナリストとしての志が、
挫けてしまった感じです」
ようするに、右派イデオロギーと政権擁護を前面に
出した、ああいう紙面を本気で書きたいと思って入っ
てくる記者はほとんどおらず、他紙を落ちて仕方なく
入ってきた者もけっこういるらしいのだ。
しかも、驚いたのが、産経の記者たちが自分たちの
紙面を恥じているという証言だ。
まあ、普通の知性があれば、あの紙面を恥ずか
しいと思うのが当然だが、産経の社員にまだそう
いう良心が残っていたとは……。
しかし、だとしたら、産経の記者としてあんな記事を
書き続けるのは相当な苦行だろう。
そこで、記者たちが考えるのは「他紙への転職」
らしい。
「入社した頃、みんなで「とりあえず『産経』で仕事を
覚えて、他に行ってしまおうね」という話はしょっちゅう
してました」(B氏)
実際、産経新聞では、記者の離職率がかなり高く、
入社から数年で他紙や週刊誌に移るケースが頻発
していると言われている。
もちろん、読売や朝日と比べて給料が圧倒的に安い
という事情もあるだろうが、記者たちのこうした
メンタリティも影響しているのではないか。
■産経新聞かからなんと、東京新聞に
記者が大量流出していた
しかも、同書を読んでいて驚いたのが、産経を
辞めた記者が一時、思想的に真逆のはずの
東京新聞に大量に転職していたという事実だ。
「『産経』東京本社の中には、『東京』のスカウトマン
がいると言われていました。『産経』の社員なのに
『東京』からお金をもらって、「これは」と目をつけた
記者をどんどんスカウトするのです。一時期、『東京』
にものすごい数の記者が移りました。よく笑い話で、
「『東京』に移った『産経』グループのOBで、野球
チームができるどころか、リーグ戦ができるんじゃ
ないか」と言われていたくらいです」(C氏)
よくもまあ真逆のスタンスの新聞社に移籍できる
ものだなと感心するが、もともと、「商売右翼」が
多い産経の記者たちは、簡単に切り替えられる
ということなのだろうか。
しかし、産経新聞に「商売右翼」が多いからといって、
決して侮ったり、無視するわけにはいかない。
事実、産経が右派のイデオロギーをむき出しにして、
デマの拡散や差別の扇動まで加担し、“日本の恥”
としか言いようのないネトウヨを培養してきたことは、
幾度となく本サイトでも取り上げてきたとおりだ。
「フジサンケイグループの社内風土や空気は、
恐ろしいといえば恐ろしいです。普通の人が志や
思想とは関係なく、「ド右翼」「権力の走狗」という風
になってしまうわけですから。そうじゃない人は他社に
移るか、私のように辞めさせられるかのどちらかです」
(松沢氏)
とりわけ、近年の産経が政権の“広報部”よろしく、
権力チェックをする他のマスコミの足を引っ張り、
憲法破壊や他メディアへの報道圧力を“応援”する
記事を濫造していることは、はっきり言って、
戦後の平和主義にとっても表現の自由にとっても
害悪でしかないだろう。
『検証 産経新聞報道』には他にも、産経新聞の
経営的な問題やフジテレビとの歪な関係など、
興味深い証言が載っている。
産経新聞は、フジテレビから陰に陽に資金援助を
してもらってなんとかやっている状況で、フジに
見切りをつけられた瞬間に“おしまい”だというくらい、
経営が逼迫しているのだという。
ネット上では積極的なコンテンツ配信で幅を利かせ
ているように見える産経新聞だが、その実態は読者が
思っているよりも何倍も、いろんな意味でヤバいという
ことらしい。
(編集部)
【転載終了】
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基本的にフジサンケイグループは、
朝鮮系の会社です。
朝鮮系の会社が右翼的思想というのも
おかしいですよね。
保守右派の小林よしのり氏が産経新聞や
阿比留瑠偉氏を批判することでもわかります。
単なる某国に操られている新聞社でしかないので、
安倍首相を必要以上に持ち上げます。
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