安倍元首相がアベノミクス継続に固執するワケ・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■安倍元首相がアベノミクス継続に固執
するワケ
専門家は「消費者物価指数」にも疑惑の目
公開日:2021/12/29
安倍元首相がムキになって岸田首相に
路線継続を迫るわけだ。
「戦後最大のGDP600兆円」という
無理筋の目標を掲げたアベノミクスを
めぐる統計偽装は底なし。
厚労省の「毎月勤労統計」の不正、
国交省の「建設工事受注動態統計」
書き換え・二重計上と続き、総務省の
「消費者物価指数(CPI)」もかなり怪しい。
CPIは「経済の体温計」とも呼ばれ、
「経済政策を的確に推進する上で極めて重要
な指標」(統計局)だが、
「実態よりも低く抑えることで、個人消費や
GDPを過大にみせてきた可能性がある」と
指摘するのは、経済評論家の斎藤満氏だ。
斎藤氏はこう続ける。
「今年11月の全国の生鮮食品を除いた『コア
CPI』は前年同月比0.5%プラスにとどまって
いました。その一方で、日銀の『生活意識に
関するアンケート調査』(9月調査)では、
1年前の物価に対する実感と比べて6割超が
〈上がった〉と回答。物価変化に対する平均値
はプラス4.4%で、前回(7月調査)から
2.4ポイント伸びています。内閣府の『消費
動向調査』(11月実施分)でも1年後の物価
見通しについて、6割以上が〈2%以上上昇〉
と答えている。CPIだけが乖離する要因は
『機能向上』を理由にした人為的な価格調整で、
性能が上がっているのに価格を引き上げないの
は実質値下げとみなしているから。顕著なのは
主に電子機器です」
東京都区部のCPIをみると、2020年の数値
(=いずれも100)に対し、01年の指数は
パソコンのデスクトップ型1892.8、
ノート型3405.7、カメラ1747.8。
つまり、20年の数値は、デスクトップ型は
約19分の1に、ノート型は約34分の1に、
カメラは約17分の1に、それぞれ物価指数が
“圧縮”されたことになる。
一方、小売物価統計調査(同)で01年と
20年の平均価格を比べると、
デスクトップ型25万6860円、
ノート型25万1450円から15万8322円
(ノート型を含む)に。
カメラは2万7740円から1万9258円と、
値下げ率はザッと3割超に過ぎない。
価格の実態を反映した指標というには疑問符
がつくのだ。
「かたや自動車の新車価格はこの20年で
倍近く値上がりしているのに、100に近い
数字で推移しています。デタラメです」
(斎藤満氏)
安倍政権は16年12月にGDPの算出方法を
変更し、企業の研究開発費や防衛装備品など
まで組み込んだが、目標の600兆円には遠く
及ばなかった。
アベノミクスが検証されれば、数々の偽装が
白日の下にさらされ、憲政史上最低最悪の
イカサマ政権として教科書に刻まれかねない。
岸田に向かって、安倍が何かとギャンギャン
騒ぎ立てるわけである。
【転載終了】
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安倍がやってきたことは、ほぼ犯罪
ですよね。
こんな人物を支持する国民が4割も
いた(多少盛ってた)事が日本の衰退
に繋がっていたのかも。
この4割は、取りあえず安倍支持なら
間違いないと言う、なにも考えない層
なんでしょうね。
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