“魔の2回生”落選は70人にも !?
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■“魔の2回生”落選は70人にも 10・22総選挙は自民惨敗危機
2017年9月24日
今なら勝てる――と安倍首相が強行する10・22
総選挙。
しかし、安倍自民党は本当に勝てるのか。
自民党の勝敗の鍵を握るのが“魔の2回生”と
呼ばれる約100人いる当選2回の議員たちの
当落だ。
“魔の2回生”で議員辞職して政界を去ったのは
“ゲス不倫”の宮崎謙介氏くらい。
“路チュー写真”を撮られた中川郁子氏と門博文氏の
不倫カップル、さらに長靴政務官の務台俊介氏は、
今もちゃっかり党内に居残っている。
離党はしたが、未成年男性買春疑惑の武藤貴也氏、
パワハラ暴行疑惑の豊田真由子氏、重婚ストーカー
不倫の中川俊直氏も2回生議員だ。
こうした“魔の2回生”はまだ100人近くいる。
なぜこうもトラブルが頻発するのか。
政治評論家の伊藤達美氏が言う。
「2回生議員の多くは、野党時代に自民党が候補者
を急ごしらえしようと公募でかき集めた人たちです。
選挙に勝つために学歴経歴が申し分なく、ルックス映え
のする候補者を選んだ。その結果、人柄と性格の判断
がおろそかになり、政治家としての資質に欠く人がたく
さん紛れ込んでしまったのが実態です。そんな候補者
たちがロクに汗もかかず落下傘で“風”に乗って続々
当選。おまけに『安倍チルドレン』などと持ち上げられた
ものだから調子に乗り、政治家として研鑽を積む努力も
怠ってきた。数々のスキャンダルと不祥事は起こるべく
して起きたと言えます」
■比例当選組56人と不祥事議員は全員ヤバイ
“魔の2回生”が今回の選挙で次々に落選するのは
間違いない。
特にヤバイのが、56人いる比例単独当選組と
小選挙区で敗れたゾンビ復活組だ。
自民党が圧勝した選挙でも小選挙区で勝てなかった
議員は、今回かなり苦しい。
選挙区当選組でも“魔の2回生”は苦戦を強いられ
そうだ。なかでも、小池新党が対抗馬を擁立すると
みられている東京選出議員はキツイ。
山田美樹氏(東京1区)、辻清人氏(東京2区)はピンチだ。
“長靴おんぶ”の務台氏(長野2区)も落選危機。
夫の「ゲス不倫」に見舞われた金子恵美氏(新潟4区)も
苦戦必至。
埼玉、千葉、神奈川、滋賀でも民進候補に逆転されそうな
選挙区がゴロゴロある。
野党共闘次第で、“魔の2回生”は70人近く落選する
可能性すらありそうだ。
「逆に自民党2回生で“当確”と言える議員を探す方が
難しいくらいです。大西英男議員(東京16区)は失言と
暴言で世間を騒がせましたが、江戸川区議からの叩き
上げで地元回りを欠かさないので何とかセーフでしょう。
ほかに太鼓判を押せる議員は10人足らずです」
(伊藤達美氏)
「今なら勝てる」どころか、“魔の2回生”の討ち死に
続出によって自民党惨敗という結果になるかもしれない。
【転載終了】
**************************
安倍首相に対して、「人間性が信用できない」と、
いまだ不信感もあり、野党統一候補や「希望の党」
の候補を立てられたら自民も厳しい選挙になるかも。
また、こんな情報も。
安倍官邸と文科省は、設置審による認可判断を
10月中に延期した時点から、スケジュール調整を
行っていたらしい。
「先に設置審判断と解散、どっちを先に決めたのか、は判然
としませんが、完全に加計ありきで、解散スケジュールを
組んだのは間違いないですね」(全国紙政治部記者)
スケジュールまで計算しているとは、
まさに「加計隠し」、ここに極まれりではないか。
多分、安倍首相は森友・加計疑惑に関して、
「国民から信任を得た」「禊ぎは済んだ」と言って追及を
完全に封じ込めるつもりでしょう。
昔から、自民党のやり方は変わってませんね。
騙される国民が悪いのですが、そう、うまくいくかな?
0コメント