モリ・カケ、改憲素通り―安倍首相・・・
時事通信
【転載開始】
■「不都合な真実」説明不足=モリ・カケ、改憲素通り―安倍首相
衆院選の投開票が22日に迫る中、安倍晋三首相
(自民党総裁)が演説で、森友・加計学園をめぐる
問題や、国論を二分しかねない憲法改正、痛みを
強いる労働政策の見直しなどへの言及を避けている。
選挙戦への影響を考慮してあえて触れない戦術の
ようだが、野党は批判している。
「国内総生産(GDP)は50兆円増えた。
株価は21年ぶりの高値になった。
海外からの観光客は2400万人に増えた」。
首相は17日の秋田県能代市での街頭演説で、
政権の「実績」をいくつも挙げてみせた。
だが、衆院解散を表明した先月25日の記者会見で、
「丁寧に説明する」と約束していた森友・加計問題には
一切触れずじまい。
悲願のはずの改憲も話題にしなかった。
首相周辺は「ネガティブなキーワードを言う必要はない」
と解説する。
実際、首相の演説内容は、
(1)北朝鮮問題(2)少子化・社会保障(3)アベノミクスなどの
実績アピール―の3本柱で構成される。
森友・加計問題について9日のTBS番組では
「こういう場で質問されれば答えるが、街頭演説で説明
するのは(控える)」と語り、選挙演説では言及しない
姿勢を鮮明にした。
有権者にとっては、投票先を決める判断材料の一部が
示されない状況だが、首相が言及しないのは、
森友・加計問題や改憲方針だけではない。
自民党は衆院選公約に、ギャンブル依存症への懸念が
くすぶるカジノ推進を明記。
さらに、選挙後は野党が「残業代ゼロ法案」と批判する
「高度プロフェッショナル制度」導入を目指しているが、
首相の演説では聞かれない。
野党が警戒するのは、首相がこうした積極的に訴え
なかったテーマを選挙後に「ごり押し」する展開だ。
2014年の前回衆院選に勝利した首相は、争点化を
避けた安全保障関連法の成立に突き進んだからだ。
立憲民主党の枝野幸男代表は
「首相は勝てば何をやってもいいと勘違いしている」
とけん制を強める。
とはいえ、野党の説明不足も目立つ。
希望は公約で消費税増税凍結の代替財源として、
大企業の内部留保課税を打ち出したが、
経済界の反発が強いと感じてか、最近は主張を抑え気味。
小池百合子代表(東京都知事)は17日の千葉県柏市の
街頭演説で触れなかった。
立憲も「原発ゼロ」を掲げ、枝野氏が演説で訴えるものの、
詳しい説明はしていない。
ゼロを実現するための具体的な工程表について問われる
のを避けていると見る向きもある。
【転載終了】
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GDP50兆円増は嘘で、30兆円水増しですがね。
小池氏の自滅で希望潰しは成功しているようですが、
その代わり、立憲民主の勢いが強まっています。
自民党も焦り出しているようで、
自民党ネットサポーターズクラブ(J-NSC)の活動が
激しくなっているようです。
J-NSCには約1万9000人のメンバーが所属しており、
ツイッターや動画サイトなどで積極的に与党の応援活動
を展開中です。
与党側は「書き込みの内容はあくまでも自己責任」として、
J-NSCの個別の活動には関与していないとしています。
実際の活動を見ると、大規模な大会などで自民党議員
らがアドバイスをしている場面が多く、自民党本部の
指揮下に入っているとの分析もあります。
また、百田尚樹氏も、自身のツイッター上で、
「立憲民主党はクズの中のクズ!クズの集まりの
希望の党にも弾かれたクズたちだ」と述べ、
希望の党以下だとの相変わらずの暴言を吐いています。
これほど品のない作家(?)も珍しいですね。
立憲民主は3倍、4倍の議席とも言われていますので、
自民党も希望から立憲民主に攻撃を切り替えたのでしょう。
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